小さな言葉 小沼理(仕事文脈vol.17)
仕事でときどき、SEO対策の記事を書くことがある。SEOとは「検索エンジン最適化」を意味する言葉で、SEO記事とは、一言で言えばGoogleなどの検索エンジンで上位に表示されるために、サイトや、記事の内容に色々な工夫を施した記事のことだ。私たちが何か気になったことを検索して、あるサイトが上位に表示されたとしたら、それはGoogleがそのサイトを「有益な情報がある」と判断しているからだ。
SEO記事の中には役立つものもあれば、「●●(話題の人物)の現在がヤバいと話題!本名は?年収は?調べてみました!」みたいなタイトルで、内容も品もなくて目にするだけで嫌な気持ちになるものもある。ただ、検索エンジンの判断基準も日々改良され複雑になっているので、あまりひどい記事を検索上位に見かけることは徐々に減ってきているように思う。最近は基準の複雑化が進んだせいか、SEO対策を指南する記事に「細かいアルゴリズムを気にするより、まずは人間が読んで有益だと思える内容になっているかどうかが大事!」という、かなりふわっとした基準が書かれているのを目にすることもある。とにかくそんな風に、SEO記事を作る人たちは試行錯誤を繰り返しながら、検索で1位になることを目指している。
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