私たちの7年8ヶ月(仕事文脈vol.17)
中学生は大学生や社会人に、アラサーはアラフォーに。改めて考えると7年8ヶ月という時間はとても長い。この期間、良いニュースはあまり聞かなかったけれど、他の人はどんな風に過ごしていたんだろう? 聞いてみると、それぞれが自分の生き方や、そこから連なる社会のことを考えていて、うれしいことも悲しいこともあったようだった。仕事や住む場所、考え方、みんな色々な変化を経験していた。7年8ヶ月でこれだけたくさんのことが変わったのだから、未来も変わっていくかもしれない。あるいは変わらないこともあるのかもしれない。私たちはこの7年8ヶ月をどう過ごしたか、そしてこれからどう過ごしたいか。様々な人に聞いた。(編集部)
QUESTION
Q.1)7年8ヶ月前(2012年秋頃)はどこで何をしていましたか?
Q.2)この7年8ヶ月で変わったこと、変わらなかったことはなんですか?
Q.3)今から7年8ヶ月間でどんなことをしたいですか?
01・転職を2回、引越しを3回、失恋を3回
名前:おまる
年齢:33歳
性別:男性
職業:会社員
出身地:大分県大分市
1:大田区にて、すでに別れていた恋人とまだ同居していた。経済的にも精神的にもけっこう追い込まれており、ほどなくして仕事を辞め、同時に引っ越しをして一人暮らしをはじめた。
2:転職を2回、引っ越しを3回して、3人くらいに恋をしては失恋した。色々あったけれど、最近約8年ぶりに恋人ができ、今は楽しく仕事をしている。当時はずいぶん生きづらさを抱えていたように思うけれど、今は落ち着いている。何が変わったかと言われると具体的にはよくわからないが、変に自分に期待をしなくなったことと、自分の居心地のいいものが把握できるようになったのかもしれない。唯一たしかなことは、体重が10kg増えたことくらいである。
3:40歳になっていると思うと、正直怖さすら感じる。けれどこの7年8ヶ月でずいぶんと楽になった感覚はあるので、もっと楽になって人生を謳歌したい。あと、体重を10kg戻したい。
02・自分より若い人を守れる行動をとりたい
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