【特別公開!】『仕事文脈vol.24』企画会議・その1(前編)
次の仕事文脈は、5月発売のvol.24です。アイデア出しののち、1月末に企画会議第1回を行いました。
今回はやはり、止まらないイスラエルによるガザ侵攻を避けることはできないと、特集1は戦争をテーマに、仕事文脈なりに考えてみることにしました。
参加者:編集チーフ・小沼さん、編集スタッフ・浪花さん、発行人・宮川
働きながらできる抵抗はあるのか
宮川 ボイコット、BDS関連がいくつかありましたが、小沼さんのは実際にやってみるという企画ですね。
小沼 パレスチナ解放のため、ガザにいるジャーナリストらから定期的にグローバルストライキが呼びかけられているんですね。1月は21日から28日までの1週間、グローバルストライキウィークになっていました。例えば何人かの人にストライキやボイコットを実施してもらって、その時にどんなことを感じたのか、周囲に伝えた時の反応を書いてもらうといいかなと。
浪花 普段なにかアクションしてないという人に、1週間ぐらいやってみてもらうのもいいなと思いました。私も、買い物のとき加担している企業の製品は買わないようにしたりしてるんですが、子供にマクドナルド行きたいとか言われるんですよね。それと戦うシーンが結構あって。モスはどうと提案するとか、絶対グーを出すってわかってるうえでじゃんけんで決めるとか。ディズニーの映画見たいと言われたときは、じゃんけんで負けてもらって「トットちゃん」にしました。
宮川 すごい。
浪花 そういう、ちょっと工夫をしなきゃできないときもあるなと思ってて。普段とくに気にしていない人とかに、1回試しでやってみてもらって、生活に影響あるのかとか、これぐらいだったら自分でもできそうとか、書いてもらうのはよさそう。あと、伊藤忠グループの社員の方のなかに、社員だけど伊藤忠に反対されてる方もいて、そうした企業に勤めてる人側の話とかも、気になります。
※伊藤忠の100%子会社である伊藤忠アビエーションは、イスラエルの軍需企業エルビット・システムズと協力関係を結んでいた。会議後の2月5日、その協力関係の「覚書」を2月中をめどに終了すると発表された。
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