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【座談会】堂々巡りの対話ー「社会課題にのりきれない」背景にあるもの・後編(仕事文脈vol.23)
社会課題を「自分ごと」にするにはどうしたらいいんだろう? そんな疑問からさまざまなアクティビストにインタビューするZINEを作れないかと考えた、タバブックスでアルバイトとして働く椋本。これに対して、「まずはどうして自分ごとにならないかを考えてみたら?」と、『仕事文脈』発行人の宮川が提案し、タバブックスのスタッフブログで「社会課題にのりきれない」という記事が公開されました。
このやりとりを重ねる中で、「社会課題にのりきれない」のは常識や慣習に囚われているからでは? という議題が浮上し、編集部の小沼も交えて特集の一環として話をしてみることに。社会課題に今ひとつのりきれない、という声はよく聞くが、その背景には何があるか、何を見落としているのか、などを話しました。
社会構造につなげる回路がない
宮川 うちのフェミニズム・ジェンダー系の本も数ページで挫折するそうで。
椋本 そうなんですよね……。
小沼 挫折するのはどういう感覚なんですか? わからないのか、責められている感じがしてやめちゃうのか。
椋本 いや、責められている感じは……まあたまに思い当たる節はもちろんあるんですけど、どっちかっていうと興味を持って読み進められないというか。
宮川 自分のことが出てこないからだよね。
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