【特別編】公開!『仕事文脈vol.20』企画会議・その2(前編)
『仕事文脈vol.20』の企画会議、第2弾です。特集2本のうち1本が決めきれず、各自宿題として企画を用意して臨んだ2回目の会議。候補となった2~3テーマから、具体的な記事を考え、絞り込んでいった様子の一部をお届けします!
(参加者:発行人・宮川、特集班チーフのライター・小沼さん、編集者・丹野さん、編集者・浪花さん、 急遽お試し参加の会社員山口さん、タバブックスアルバイトの3人もオブザーバーで参加)
「会う」っていう意味が拡張されてる感じがある
小沼:「会う/会わない」ですよね。考えはしたんですけど、いまいち詰めきれてなくて、すごい抽象的になっちゃってるんですが。
・調査「最近、誰と会った?」
1週間くらいのスパンで、誰と会ったかをさまざまな職業の人に記録してもらう。3~5人程度を予定。オンラインで話す機会があればそのことも。抽象的な話よりも具体的な生活にフォーカスすると、その人なりの基準や、会う仕事/会わないでもできる仕事の違いが見えてきそう
浪花:たしかに結構会う人って選びますよね。
小沼:僕は、取材でたまにリアルで会ったりしますけど、友達と会うのもタイミング的に延期になってるものが多いので。外部の人と会うこと自体が、限られてるんですよね。仕事の関係の人と会うくらいしかなかったり。そういう意味ですごく厳選されてるなと思います。それから、たとえば子どもがいる人だと送り迎えで保育園の人とも会ったりするし、誰かの生活を通してエッセンシャルワーカーの人たちの姿も垣間見えたりするのかな、とか。
宮川:どうしても会わなきゃいけない人じゃなくて、限定して誰に会ったか、みたいな。そうすると基準とかが聞けるとか。
浪花:不要不急だけど会った、みたいな。
宮川:この誘いは断ったけどとか、取捨選択してる。でも多分それくらい選んで会ってるよね。
浪花:何が基準で、っていうのが一人一人違うのであればおもしろいかもしれないですね。集めていったら。
宮川:どこっていうのもあるよね。外だったらいいやみたいな。
小沼:たしかに場所も関係してきますよね。細かいところが見えてくると、そこから立ち上がってくるって感じがしますよね。
宮川:リアルで会った人?
小沼:そうですね。でも代わりの手段でオンラインでお茶したみたいな話とかもまあいいかなと思うんですけど。
丹野:「最近だれだれに会いました?」って聞かれたときに、どっちの意味かなと思って。「オンラインでは会いました」って答えたんですけど、向こうが聞こうとしてた「会う」っていうことをどれくらいわかって答えたかなっていうか。リアルで会ってるのか、オンラインで会ってるのかってことの基準が人によってもしかしたら移り変わってきてるのかなとか。
小沼:拡張されてる感じがありますよね。「会う」っていう意味がね。
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