
【副業界隈の裏側】嘘っ! コンサル生が優秀すぎない? 問題について|あの人は「あえて教えない」
あなたは勝手に騙されていない?
よくありますよね。占いビジネスを教える講師の方たちの実績アピール。
たとえばこんなのです↓
生徒さんがデビュー初月で100万円達成!
限定10名の30万円の講座が販売と同時に売り切れ!
3カ月で顧客100名獲得!
受講から2か月で累計収益200万円達成!
開設〇〇日でフォロワー〇〇達成!
改善後、〇日間でインプ10倍
などなど。
本当かな~? 疑いたくなりますよね。というか疑わないとカモられるので
まずは疑うのが良いです。対人関係ではタブーとされていますが、この場合は防衛のためなので許されます。
私もこの手の講師、講座の実績は嫌というほど見てきました。なぜなら「占いで稼げないかな」と思っていたからです。でも、「そんな景気のいい話があるかっ!」と思う心と、懐の寂しさもあって受講には至りませんでした。
それから数年たち、占い師さんをサポートする側にも回るようになると実態が見えてきます。結論として申しますとあながち嘘ではないのですね。
どういことなのか? そう疑問に思っている方もおられるでしょう。
ですので、当記事ではすこしだけ占いコンサル業界の裏側を説明いたします。
先に申しておきます。華々しい実績の裏を読み解くキーワードは「嘘ではないけれど正確ではない」です。
▼結論
コンサルタント・講師の「生徒実績」はそのまま鵜呑みにすると危険です。
理由としては当該生徒のデータが乏しいためです。あえて公開しない方もいるでしょう。なぜなら、実績を読み解くためには次の観点が必要であるためです。
1.誰かのバックアップがあったのか否か
2.その生徒のスタート地点(初期位置)はどこであったのか
3.その生徒の素養はどの程度あったのか
以上です。
では以下に、華々しい実績が嘘ではない「可能性が高い」理由を記します。
▼理由1 超優秀な生徒がいる
生徒が100名もいれば優秀な人も中にはいます。そして超優秀な生徒も1名ほどはいるものです。その超優秀な生徒の実績を掲載しただけというパターンもよく見かけます。ふたを開けてみればこんなものです。
教え方が下手でも、この超優秀な生徒がいれば実績を残すことができます。
とにかく人(生徒)を集めれば実績なんてあがってきます。
非効率ではありますが、実行するだけの大資本・認知度があれば誰でも可能でしょう。大手の塾がやりがちな方法ですね。
実は私も経験済みです。占い師に参入したばかりという方(以降、Aさん)に相談を受けた機会があります。相談内容を簡潔にまとめすと、次のとおり。
「まったくの素人で、審査に受かる力量もない。だからプラットフォームでの稼ぎ方を教えて」です。教える側からするとまったくの未経験者はかなりコスパが悪いという事情がございます。けれどわざわざ私を頼ってきてくれたのです。ならば応えようと何回も相談に乗り、Aさんもメキメキと力量を上げていきました。しかし、突然連絡が途絶えます。どうしたんだろうと、Aさんの占い師名で検索すると某プラットフォームで高額商品をバンバン売っていました。そうです。Aさんは成長速度が半端ない方であったのです。
ただ、全部が全部、私に指導のおかげとは言い切れません。裏でAさんが他者に教わっていた可能性も捨てきれないためですね。
上記のように、超優秀な生徒が勝手に実績を作ってくれるというのはよくあるので、あながち誇大表現でもないのですね。
▼理由2 元々下地をもっていた生徒であった
個人的にはこの理由2が多くの割合を占めると考えています。
まずは事例をもとに説明しますね。
ある日、公式LINEにて連絡が届きました。「売り上げがずっと伸びていないので相談に乗って欲しい」との連絡です。端折りますが、話を聞くと相談者さんはプロの占い師(以下、Bさん)。対面メインの方でした。本人の希望は「売り上げを伸ばすためにネット占いにも参入したい」です。ただ、現状を聞くところすぐに売り上げを伸ばす方法が見つかりました。ですので私から提案。「顧客リストに対してオファーをするのはどうでしょうか?」
これだけです。Bさんはすでに長年培ってきた人脈をお持ちで、顧客も数百名程度も存在。ちゃんと連絡先も聞いています。なのに聞くところによるとまったくリストを活かしていません。質の良いリストを持っていながらセールスをしていない状態であったのですね。
ここでお気づきの方もいるでしょう。「あ、それなら俺だってすぐに実績つくれるな」「そんなんだったら、俺でもすぐにBさんを稼がせられるぞ」と。私も気づきました。
結果としてBさんには以下の施策を軽く教えただけです。
ネットショップの開設方法
占い師でも通りやすい決済代行サービス
基本的な導線づくり
休眠顧客に対してのアプローチ
以上。
それでも、Bさんは売り出しはじめの初月で50万円以上の売り上げを達成。これは私のおかげではなく、ほぼBさん自身の力です。
Bさんの占い師としての信頼があったからこそ。そしてBさんから商品を買いたくて買いたくて、うずうずしているお客さんがたくさんいたからこそ達成できた実績です。私はすこし介入しただけ。つまり、すでに「売れる下地をBさんが持っていた」だけに過ぎないのです。
あと一押しだけでグンッと売り上げられる。だからこそすこしの労力で実績を作れる。コンサルを受ける側、与える側どちらにとっても利益になるケース。実はコンサルサービスを提供する側が一番求めるのがこの層です。はっきりってまったくの初心者はリターンが悪いんです。情弱狩りではない限り。
▼理由3 ブーストした
結構ありがちなのがこのブースト。ブーストとは相談者・コンサル生を加速させる何かしらの装置を指します。よくあるのは「販売促進」「集客サポート」。コンサル生や元コンサル生に紹介、または宣伝をおねがいする。自分(コンサルタント)は自身が育ててきた媒体で宣伝。するとすぐに実績なんて作れます。そして、上記のような施策をあえて記さずにいると次のような実績が作れてしまいます。
生徒「xxさんの講座を受講したらど素人なのに7日間で10万円稼げました」
そういったコミュニティに入れば実はいくらでも実績は獲得できるものです。お互いにサポートし合って実績作りを相互におこなう。私の番が終わったらあなたの番ね、ってことです。けれど中身がともなわないのに一時的な実績をつくっても意味がありません。「初月で〇万円稼げました!」と、SNSで投稿していた人がいつの間にか消えていくのも、そういった仕組みに起因しているのです。
補足:すべてがそうだとは言えません。あくまでも理由のひとつと捉えてください。
消えていく前の投稿は「情報商材の感想付きアフィリエイトリンク」だらけというのは「あるある」です。
ひと昔前の有名アフィリエイターの手口と同じです。
「未経験から〇〇アフィリに参入して初月で〇万PV達成しました!」っていうあれです。裏側としては単純。豊富なPVを持つ自身の他サイトから紐づけ、仲間の媒体から宣伝・リンクをしてもらう。いちど成功しているのだから、その成功で培ったものをブースト装置とするは当然。しかし、なにをブーストしたのかはあえて教えない。これで敏腕アフィリエイターの実績がまた増えてしまいました。純粋な人は信じちゃうので、まだまだ有効な手法でもあります。
今、主流となっているのはクローズドコミュニティ内でごにょごにょする方法でしょうか? 私は詳しくないので紹介できません。(すっとぼけ
SNSにおいては景気が良いようですが、あまり鵜呑みにするのも危険だという話でした。かなり引っかかっている人がいるので記事にした次第です。
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