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副業占い界隈、飽和の危機?

格差がさらに開いてきている現在。副業ブームにも乗っからなかった「余裕のあった人たち」が副業占いにも参入してくる兆しがみえます。副業占いは持てざる者の救いのひとつ。これらの「頭の良い人」たちが参入してくるとなるとまたカオスな状況になるのかも? しれません。

最近コンサルではなく「代行系」の要望が増えてきた

私は代行サービスはほとんど提供していません。どのような内容においても依頼者さまが主導にならないと(依頼者様の)モノは売れないためです。なので基本的には手助け程度にとどめています。※一部サービスにおいてはほぼ代行サービスですが

しかし、そうも言っていられなくなってきました。なにせ最近になり局所的な部分においての代行サービスの要望が頻繁に届くようになったからです。とくに目立つのが「商品説明文章の作成代行」。ココナラやメルカリの商品説明ですね。その文章作成サービスです。

そして要望をされる方のほとんどが「これから占い副業をはじめようとしている方」たち。今より成約率を上げるために添削や丸ごと作成代行を要望するかたはすくなめです。でも、あまりもろ手で喜ぶ内容でもない。

なぜなら私個人の考えは次のとおり。まずは自分なりに試す。そしてうまく行かなかったら修正する。どうしようもなくなってから私のような情報発信者やコンサルに頼むべき。なぜなら依頼料金は決して安くはないため。
私でも作成代行を請け負うのであれば最低2万円以上は頂きます。たとえそれがたった千文字の文章であっても。※プロの専門ライターだと千文字5万円以上が一般的。もはや一文字うんぬんの領域ではありません。それだけ他人(の時間=命)を使うのはお金がかかるものなのです。ココナラで安売りしている駆け出しライターはないのですから。

また、商品説明文の作成にはセンスは必要なく、専門書を2,3冊読み込み、真似していけば書けるようになります。職人技のように基本レベルに至るだけでも数年、数十年かかるといったものでもない。なので時間さえあれば解決できる問題です。ワードチョイスはちょっとセンスが必要ですが、同業者・類似業者の商品説明文を研究すれば方向性は掴めます。「大当たり」は難しいものの「大はずれ」をしない域にはすぐに到達できるのですね。
書き方にもパターンが複数存在し、メルカリならパターンA。ココナラならパターンBなど、場所によって効果的なパターンが存在します。それら効果的なパターンを見つけ出し、自分なり研究し文章を書けばまったく成約できない、なんて結果にはなりません。

よって、いきなりお金を出してまで他人を頼るべきはない。そう考えています。まだ何もわからない状態でいきなり金銭を投下するのはいかがなものかと。ただし、これは貧困家庭出身者だからこその考え。というのも要望をされる方たちは投資家的な感覚を持っています。荒いようですが要約をすると以下。

  • 「本業が忙しいのでお金で解決できる箇所はお金で解決したい」

  • 「初動が遅くなる(始動までに時間が必要)となるのは避けたい」

  • 「準備段階に時間をかけたくない」

  • 「占いとは別スキルのため自分でやるよりは慣れている人にやってもらったほうが得」など

今まで多くの相談を受けてきましたが、なんと申しますが性質が異なった方々が増えてきたように感じます。いただいた文章を読むだけでなんとなく察しがつくのですね。「あなた優秀ですよね?」「社会でうまくやれていますよね?」そう言いたくなる方ばかり。

事実、お話しを聞くと社会的にそれなりの身分を勝ち得ている方も珍しくない。おそらくは会社勤め・本業をしていれば十分な生活ができたであろう方々です。解像度をあげると次のような状態にある方でしょう。

「今は副業をしなくても生活ができている。けれど物価が高くなり政治腐敗が進む昨今、貯金をするためにもあらたな収入源を確保しておきたい」

生活をするため、ではなく生活防衛を主目的としている方ですね。私はこの点についてはすこしだけ危惧しています。

なぜなら占い副業は私のように元来のスペックが乏しい者や事情があって外に働きにでられない方たちにとっては限られた稼ぎの手段。それなのに社会で成功している頭の良い方たちが参入。脅威と呼べる事態かもしれません。
ただ、悪いという話でもないので誤解しないでください。もしかしたらより副業占い界隈が盛り上がる結果になる可能性だってあるのですから。そして副業占いが活発になればそれだけ私たちにも恩恵がもたらされます。

ここで疑問が生まれます。「え? だったら飽和状態になるんではないの?」と。現実的に申せば、心配する必要はないとおもいます。占い副業界は参入者も多いですが、去っていく人も多い。それにそれほど差別化をしなくとも売れてしまいます。これは占いジプシーという方たちの貢献が大きいでしょう。また、独自性をもっていれば参入者がいくら増えようが影響はほぼありません。

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