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あなたはどっち? リアル対面占いにおける占い師のポジション取り。相談者(お客)から見てどこに座るべきか? 左脳・右脳・ヒトの本能から考える。

リアル対面占いにおける占い師のポジションについての考察

私は公式LINEメルマガにて相談を受け付けています。そして相談者さまの多くは「ネット占い」をしている方です。しかし、数は少ないものの対面占い専門の方からも相談を受ける機会もあります。主な相談はリアルからネットへの移行について。この相談については当記事の趣旨に外れるため説明しませんのでご了承ください。

私はまったく対面占いの経験がない。なので常日頃、疑問におもっていた悩みを解決しようと相談者のAさん(対面専門占い師)に質問をしました。

対面占いにおいての席順、占い師の位置取りはどうしていますか?」と。
このような質問をしたのは以前にテレビで見た占い特集がきっかけです。その番組では、占い師はお客さんが真正面に座るとなにかにかこつけて正中線をずらしていました。お客さんに扮した番組スタッフが意地悪をして正面に座りなおすと占い師も座りなおします。番組の検証結果は「占い師はお客さんとは真正面に座らない」。これは占い師の共通認識なのか気になっていたのです。

やはりというか、Aさんの回答は「真正面には座らない。すこしずらして座る」でした。

どうやら対面占いをする方にとっては常識であり、占いスクールでも習うようです。真正面同士だと「視線を自然にそらすことができない」だとか。
また、お客さんに圧をかけてしまうおそれがあるため真正面は避けるらしいです。以上のことから、私も大柄な男性占い師であれば真正面は避けるべきだと感じています。ただし、真正面に位置取りをする占い師もいるとのこと。

私も調べて見ると、おもしろい言い分を見つけました。
スピ系関連での説明です。

「お互いの波長が重なり合ってしまうため真正面は避ける」
「お互いのエネルギーがぶつかり合うので真正面は避ける」

正直なところ良く分からないですね。

傾聴分野であれば90度に位置して座るというのが定番。ですが、占いではどうしても相対するのが当然という認識になっている。だから真正面からすこしずらす、という工夫をしているのかもしれません。

ちなみに「向こうに回す(正面・反対の位置)」を言葉通りに読み取ると、その相手は「」と言えます。では仲間はどうかというと「肩を並べる」。つまり横並びになります。かといって肩を並べるような位置では親密すぎます。仲間や友人ではないのですから。よって、相対してすこしずらすのが占い師として適した位置かとおもいます。

相談者から見て右側に座る利点

先ほど話にでてきた対面占い師のAさん。Aさんは左にずらすのが「しっくりくる」とのこと。相談者から見ればAさん(占い師)がすこし右側に位置している状態です。つまり、占い師の言葉を主に聞く耳は「右耳」。この右耳に訴えかける利点は何なのか? 左耳とでは下がるのか? 気になったので右側で聞く利点、位置の利点を以下にまとめました。なお、ネットではなく、以前に私が読んだ脳科学本の知識も含まれています。引用ができないので間違いがあるかもしれませんのでご注意ください。

占い師が相談者の右耳に訴えかける利点

  • 相談者が話をすぐに認識しやすいため
    補足:脳に関連する理由。説明は端折ります

  • お互いに心臓の位置から遠い配置であるため
    補足:人間の弱点がお互いに遠く、攻撃されにくい配置

  • 適度に視線をそらしやすいため ※共通項目

相手(相談者)に余計な不安・脅威を与えないため位置取りだと言えるでしょう。それに以前、私も「電話を受ける際には右耳から聞くと内容を忘れにくい」という話を以前に聞いた覚えがあります。では右耳に訴えかける「(占い師から見て)左ずらし」が良いかというと一概にそう言えないようです。右耳から聞いた言葉は左脳で処理されるのが理由らしい。素人なので良く分かりませんが、やはり左ずらしがいいのかなぁ?

参考図-相談者から見てすこし右側に座る

真正面で相対するときより心臓の位置が離れている

ヒトは本能的に心臓を守る。よって自身の左側に立つ人物を警戒するとも言います。この点だけを考慮すれば「本能に根差した警戒心を緩和するには左ずらしが有効」とも言えます。

相談者から向かって右側にずらして座る利点

しかし、どうやら相談者の右側にすこしずらして座る方もいるもよう。「左ずらしが最強ではなかったのか?」なんておもっていたのに。調べて見ると次のことが判明しました。

「冷静な判断をされたくないとき、感情に訴えかけるときは相手の左耳に話しかけるのが良い」

理屈の上では相談者の左耳に語りかける「右ずらし」が占い師には有効そうだと感じました。右脳を刺激するため、感情論も納得されやすい。また、右耳で聞くよりは情報の処理精度が低くなるため、占いの鑑定にありがちな「ふわぁっ」とした抽象的なフレーズも納得されやすい・・・らしい。

さらに言うと、利き手となりやすい右手がお互いに離れている状態です。こちらも幾ばくかは利点になっているのでしょう。だとしても、左ずらしになれば心臓(弱点)の位置がお互いに近くなるので心理的な圧迫はそれほど解消されないのかもしれません。

以上はあくまでも対面占いの経験がない私の戯言です。対面占いについてアドバイスを欲しい方はちゃんとノウハウ・経験のある方に尋ねてみてください。

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