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SNSではびこる0→1(ゼロイチ)達成コンサルサービスについておもうところ。

私は「ココナラ占いで稼ぐ方法」系の電子書籍を販売しています。
私が書いた占い本のなかでは売れ筋の本です。レビューはあまり付かないのに読まれているので同業者からは不思議に思われている本ですね。
そのなかでよく頂くご感想が以下。

「ここまで丁寧に書いて良いんですか?」

このご感想の裏には私を危惧している感情が含まれています
どういうことかというと、ずばり私の儲けを気にしてくれているのです。
普通、電子書籍はいわば宣伝媒体。肝心かなめの箇所は記さずにうすっぺらい内容がベター。某KDPのインフルエンサーも遠回しに主張しています。
つまり、「詳しく知りたいなら私(筆者)の講座・コンサルサービスを受けてね!」というやつです。情報は全部出さない。小出しにする。あやふやにする。これらが揃えば完璧。

そんな事情を知っている読者様なので私を心配してくれているのです。
こいつ(バックエンド)売る気ねーぞ」って。

さらには次のようなご感想もあったり、なかったり。※怖いのでぼかしています

「〇〇先生(ネットでは著名な占い師兼講師)の本を拝読したのですが、受講生の成功体験談・宣伝ばかりで嫌になりました。あれでレビュー数が多いのはおかしいですよ」

私としては電子書籍を販売した結果、ゼロイチ達成コンサルの依頼が来なくてもまったくかまいません。これ、虚勢でもなんでもないですからね。だって、もともとプラットフォーム(ココナラ・メルカリなど)利用のゼロイチ達成コンサルで儲けようとは思っていないからです。

考えてみれば腑に落ちるとおもいます。プラットフォームで占い師を始めたばかりの方を顧客にするのですよ。懐に余裕があるとおもいますか? そうです。いかに占い師の素質があったとしても無い袖は振れない。であれば彼・彼女らがちゃんと稼げるようになってから提案するの筋ではないかと考えているためです。それからこう提案するのです。「あなたは今の占い師の収入に満足していますか? 満足していなければ私のサービスはどうでしょうか? 勝手ですがあなたの収入をグッと引き上げさせてもらいたい。あなたにその意思があれば、ですが」と。

なお、お金がない希望者に「クレジット枠」の消費を勧める方もいるとか。あやしいと思った方には近づかないようにしましょう。

それでも依頼が舞い込むワケ

ゼロイチ達成のための情報は書籍・無料特典やnoteでも書いています。
目標達成のための情報は公開しているのですね。私の電子書籍や無料特典を読み込み、プラットフォームで最高ランクを達成。高額バックエンドを売った方もいます。※自己申告なので裏はとれていませんが
なので本来であればゼロイチ達成のコンサル希望の連絡なんて届くはずがありません……と、おもっていた時期がありました。
そうです。意外にもコンサルサービスの希望連絡がいまだに届いているのです。理由としては以下があげられます。

  • 電子書籍を読み込む時間がない

  • 電子書籍の内容がむずかしい ※申し訳ございません

  • (電子書籍の内容を)自分の状況に応用するのがむずかしい

  • 自分ひとりで占い師になるのは不安

  • つきっきりで教えて貰わないと行動ができない

  • 間木さんに教えて貰いたい ←ありがとうございます

など

私はコンサル希望のご連絡が届いたときは以下のように応対させてもらっています。

私「本書に書かれている通りにすればいいんですよ」
「〇〇(プラットフォーム運営元)が公開しているので視聴、実践してください」「それでどうにもできなかったら私に相談してください」

あくどい情報商材屋ならすぐに食いつきセールスしようとする段階で私は立ち止まらせます。突き放しているように見える方もおられるでしょう。でも、それにも当然理由がございます。その理由は私が「まだお金を払う時期ではない」と感じているため。

相手はプラットフォームでゼロイチ達成もできていない状態ですよ。
その段階でお金を支払うのはちょとどうかな? なんて考えているわけです。もっとお金を支払う行為にシビアになって欲しいとおもっています。私は。

それに1件をこなせば「あの苦労はなんだったんだろう」とおもうほどその後が順調にいってしまうケースはすくなくない。好循環の輪に入ってしまえるのですね。

補足:好循環の輪に入ってもいずれ止まります。そしてまた閉塞感を得る。
気づきを得てまた好循環の輪に入る。その繰り返しです。でもそれを繰り返していくうちに土台ができ、高いステージに上がっていくのでご安心を。

肝心の「最初の1件」の獲得は意外なかたちでおりてくるものだからです。
コンサルタントの力ではなく、あなたの力で成し遂げられる領域がたしかに存在します。ときにはあなたの力で勝ち得たモノがコンサルの成果にされてしまう場合だってあるのです。

ただし以上はあくまで私個人の主張。初期段階からお金を投資するのもひとつの方法だとは認めています。初期段階から投資をすればスムーズに軌道に乗れる可能性が高まるからです。いわばお金にものを言わせる方法。クレバーな方法です。ですが、いきなり大金を投下するのはいかがなものかと苦言しておきます。プラットフォーム外でのゼロイチ達成ならともかく、プラットフォーム内でのゼロイチ達成コンサルサービスで10~20万もの料金を支払うのは正直、カモにされているとしかおもえません。

調べた限りではなかには「動画講座」と銘打ってyoutubeのURLを渡すだけで済ませるコンサルの方も見受けられました。動画で分からないことがあったら質問対応をするというコンサルサービス付きで〇〇万円。うまいですよね。フロー型と見せておきながらほぼストック型にしている好例です。

まったくのゼロからのイチの達成は非常に困難

プラットフォーム利用においては0→1(ゼロイチ)に関してはそれほど難しくはありません。なぜなら集客がすでになされているため。土台(システム)がすでに完成していて、利用者はそこに乗っかるだけであるから。

ゼロイチが難しいと言われるのは自分で土台作りをする必要があるからこそそう言われているのですね。

私も複数のスモールビジネス、そしてブルーオーシャンのビジネスを立ち上げてきまたので言えるのですが、マジでなんの土台もなく、まったくの0(ゼロ)から最初の依頼を勝ち取るのは非常に困難です。諦めそうになります。くじけそうになります。うまく行っている他人をねたんでしまいます。気力も体力も運も必要。不安が常に付きまといます。だからこそ規模の差こそあれ自分で商売をした経験がある人は「ゼロからイチにするのがむずかしい」と感慨深く言うのです。

一方、集客がなされているプラットフォームでゼロイチはそれほど難しくはありません。※ただ、プラットフォーム内においての集客行為は必須です
書籍やnote記事、無料特典でも私は一貫してこの主張をしています。
それなのにプラットフォーム利用においてのゼロイチが非常にハードルが高いものだとおもわれています。原因のひとつはSNSにはびこる情報商材屋でしょう。彼・彼女らに惑わされている人が珍しくはないのです。

ゼロイチ達成コンサル系のサービスに申し込もうと考えている方は上記内容を考慮するべきです。

注意:ゼロイチ達成コンサルサービスを展開している方のすべてがあくどい情報商材屋とは申していないのでご注意ください。良いサービスを提供している方がほとんどです。

追伸

ゼロイチをうたっているコンサル・商材屋が飽和しているので今後は「1→10」「10→100」をうたう方たちが増加するでしょうね。

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