アップセルを断られたら「ダメ押し」をしよう。機械的にするだけでも顧客単価はアップします
SNSで副業占いをすこし覗いてみるとアップセルアップセルゆーとります。しかし、忘れてはいけないのがダウンセルです。アップセルが攻撃ならばダウンセルは防御のイメージ。ダウンセルを使いこなせばアップセルが決まらなくても売り上げ、顧客単価はアップするんです。
補足:アップセル・ダウンセルは一緒くたに「販売技法」とも呼ばれます。
いちど「見送られた」程度で芋を引くな!
いろいろと相談を受けていると販売技法で成果がでない人の傾向が分かってきます。それは提案量の不足。押せるときに押さない人ははっきり言って稼げません。男性よりは女性。女性のなかでは専業主婦や非営業職に就いていた方に多く見受けられます。アップセル・ダウンセルといった追加提案なんて断られてなんぼのものだと分かっていないからでしょう。ただ、これは致し方がないのかもしれません。断られる(提案を見送られる)経験がすくないのもひとつの原因でしょう。解決策としては「鈍感になる」これが一番です。ベネフィットを具体的に提示するとか、信頼関係を構築するとか、そのような段階の前の前の話です。とにかく鈍感になって、とにかく提案する。海外の某有名マーケッターも言っていたように「とにかくオファー(提案)、オファー、オファー」なんです。
よくあるのは萎縮してしまうパターン。
(例)「アップセルがなかなか決まらなくて、それでも提案していたんです。でも、お客様から『押し売りはやめて』と言われてから何も手をつけられなくて。迷惑をかけるのならもうアップセルはやめようとおもいました」
営業は拒否されてからが本番
占い師さんは結構、繊細な方が多いです。一部ぶっとんだ方もおりますが、繊細でなければ妙技は獲得できないのでしょう。ですが商売、とくに営業の領域においては繊細さは捨てましょう。「人の話を聞く営業マンのほうがセールスは成功するんです」なんて真に受けてはいけません。これは占いといったクローズドのなかでもオファーです。提案しない営業マンは坊主(獲得件数ゼロ)のままが定番です。
基本パターンを教えます。といっても大したものではなくて、分かっている人は機械的にしている行為です。説明します。まずはアップセルを提案。で、断られたとします。そして最後にダウンセル商品を提案する。これだけです。基本です。「なぁに、あ~た、当たり前のことをおっしゃって」(デヴィ夫人風)と言われても仕方がないでしょう。でも、している方が本当にすくないのです。※あくまで私が知る範囲です
よくわからなければさらっと提案して、「まぁ、断られても痛くもかゆくもないですけど?」といった顔をしていればいいんですよ。
(例)アップセル商品「コースA」を断られた場合
相手「ご提案ありがとうございます。コースAもあわせて購入すればより効果を得られると理解いたしました。ただ予算がなくて・・・。申し訳ないのですが今回は見送らせてください」
あなた「いいえ。お気になさらないでください。私が勝手に提案したことですから。ただ、最後にひとつだけ提案をさせてください。〇〇(コースB)ですとコースAよりも大幅にお安くなっております。詳細についてはこちらの販売ページをご参照ください。以降、商品の売り込みはいたしませんのでご安心ください」
アップセルが決まらなかった(非成約)残念。ではなくて、ダウンセル商品を売り込みましょう。くどい説明はいらず簡単に説明するだけで十分です。
おそらくは失敗するはず。でも、成功するパターンもあるはずです。
提案文章のクオリティを上げるだとか、より魅力的なアップセル商品をつくるなんて工程は後回しです。まずはオファー、オファー、オファーです。ビビらないでどんどん提案していきましょう。
ご相談受付中
無料相談受付中です。ご質問・ご相談は公式LINEからご連絡ください。