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スパンコールグッドタイムズのアルバム感想文を書いてみた(※個人の感想です)

今回は、アイドルのお話です。

皆さんはアイドルと聞いてどんなイメージを思い描きますでしょうか。

ヒラヒラの衣装を着てキラキラした曲を歌うキャピキャピした女の子達?…

愚か者めが!!!

あ、ゴメンなさい。そういうアイドルさんも沢山いますし嫌いではないですよ私もゴメンなさい。

今や平日祝日問わず、渋谷や新宿(その他全国各地)に行けばアイドルさんのライブやイベントがやってない日がない。というくらい頻繁に開催されております。

それ程、アイドルグループが乱立しているのです。その数…

たくさんです。(当社調べ)

驚くほどにいっぱいいます。そんなに需要と供給あるの?ってくらいに

それだけアイドルグループが沢山あるという事は、ライブで披露されるオリジナル楽曲も数多くあるという事なのです。

その中には「これアイドルが歌う曲なん?(関西弁)」「な、なんじゃこりゃ?」といった尖ったコンセプトの素晴らしい楽曲もあります。

そんな楽曲達との出会いを楽しんでる、いわゆる楽曲派の私が大好きなアイドルグループのひとつが…

スパンコールグッドタイムズ(敬称略)なのです。

スパンコールグッドタイムズは”Vintage City Rock”をテーマに、グッドなナンバーをお送りする4人組アイドルグループ。

情緒的なリリックをのせた、懐かしくも都会的な楽曲と、
どこかズッコケ要素のある彼女達の自由なパフォーマンスに、仕事帰りの観客も次々とスーツを脱ぎ捨ててゆく。
会場全体を大円団に巻き込んでいく、楽しくてちょっぴり切ないロマンチックな彼女達のShowは必見。

公式HPより

そのスパンコールグッドタイムズが昨年発表したアルバム
「SPANCALL NUMBER ~今夜のヒッツ~」を超絶個人的な視点からの感想をつらつらと書き記したいと思います。(前置きが長い!)


参考までにインタビュー記事もどうぞ。


それでは感想よーいスタートん!


M1. サーチライト

前身のグループからリニューアルした時に発表された記念すべき1曲目。

スパンコールグッドタイムズの曲はギター・ベース・ドラムの基本的な楽器と、ピアノ・オルガン・ブラス系の音色で構成されている事が多いのですが

「サーチライト」はまさに This is SPANCALL GOOD TIMEZ といった曲です。キャッチーなメロディに様々な楽器が軽快に絡んできます。

初めて聴いた時は「はは〜ん、こう来ましたかナルホドね」と通ぶってみましたが内心…

意外なやつキターーーーーー!と若干の毛髪が抜け落ちる程の衝撃でした。(まだ禿げていない大丈夫)

ライブではメンバー藤ナオさんの気持ちの良い伸びやかな歌声が聞けますぞ。

注)アルバムに収録されてるのは上のYouTubeと別バージョンです。


M2. Nice Time

軽快でノリノリな思わず「LA(ロスアンゼルス)の街角を散歩したくなる」曲です。
え…LAですか?行った事ないですよ私は。

リズミカルなギターやエレピの音も気持ち良いのですが、スパンコール〜の曲はどれもギターソロがエモいんです。エモエモのエモです。

あとBメロの睦月真尋氏(←推し)の声質とベルの音とのマッチングが非常に良いのが個人的なオススメポイントだ!

ダンスも可愛いカッコいいので是非にライブに来てノリノリになって頂きたい!


M3. MERRY-GO-LAND

イントロでパァッと世界が広がる感じで始まります。この曲も色んなパートの音色が絡み合って、各々どれも脇役なんですけれども皆んな主役みたいな、そんな感じ。分かりますかね?どれも脇役なんですけれども皆んな主役みたいな感じです(コピペ)

なかでもベースラインが私のお気に入り。

ベースと言えばスパンコールのライブが素晴らしい理由のひとつに音の良さがありまして、ざっくり言うとMIXですね。

ライブ用にMIXしているので(以前はリアルタイムでMIXしていたけど今はどうなんでしょう)低音が割れないのでベースラインもキレイに聴こえますし、歌声も隠れずにはっきり聴こえます。

是非、音の良さをライブで体験して頂きたひ!


M4. Shangri-LA

ピアノのバッキングが心地よい曲。

あとは間奏のギター〜シンセ〜ギターのギターにサンドされたリバーブ(ディレイ?とにかく何かしらのエフェクトだ)のかかったシンセリードの音色がシンセ大好きマンには堪らんぜよ!

哀愁漂うとても良い曲で、いつまでも余韻に浸っていたい曲でもあります。

ライブではサビ部分のハンドクラップで盛り上がれる事は間違いない!


M5. Funkky Magic(Album ver.)

ポンポコポコポコポンポコポーン!
はい、パーカッションが心地よく刻んでる曲です。

夏の終わりに聴きたい曲TOP10に入る様な歌詞がまた良いんだポコ。

個人的には、3:12ぐらいの「Funky Magic for you…」の睦月真尋氏(←推し)の歌声にうっとりして欲しいので全日本国民はライブに行くべきなんだポコ!


M6. By my side(Session Ver.)

2023年度【☆☆ミドルテンポでも踊れちゃう曲☆☆】部門 第1位!!!

思わずカラダがリズムを刻みます間違いなく。

ここで睦月真尋さん(←推し)情報を…
この曲でも心地よい高音の歌声を聴かせてくれますが、睦月さんのファルセット(裏声の事ね)はすごく無理のない自然な歌声なんですよね。普通の音域の歌声との繋がりがスムーズでシームレスな感じ…
例えるなら、えーっとそのですねえ…

ライブに来て実際に聴いてみるのが一番だ!

間奏後の4声で重なる(4人で同じメロディ歌ってる)ところが意外な程キレイに音程が重なっているので、そこも聞きどころのひとつです。


M7. GORON

うおおおおおおおおおおおおおぉ!!!

はい、推しの曲です、

おそらく睦月真尋氏(←推し)をフォーカスして制作したであろう楽曲(←妄想)

はじめてライブで聴いた時は「なんじゃこりゃ?」と驚嘆した曲でもあります。
私立なんじゃこりゃ学園入学おめでとうございます。

ピアノのド・ド♯・レのフックで始まり

圧倒的なイナズマ 今すぐ落としたい
GORON 感動的なイナズマ
あなたに落としたい
KAIKAN!

 GORON歌詞より

の睦月さん(←推し)の歌い出しの歌詞からもう凄い(ゴイスー)

あと稲妻(イナズマ)からタイトルを「GORON」にしてしまう所がセンス抜群ですよね。

この曲の一番のおすすめポイントは2:09〜2:25からの
「誰もいつかは〜どこまでも舞ってよ花吹雪」の睦月さん(←推し)ソロ歌唱パート部分。
アイドルさんは大抵、短いフレーズを皆んなで歌い回すんですけど
上記の約14秒間のフレーズを睦月さん(←推し)一人に任せたのは歴史的な偉業として後世にからり続けるであろう。

「…花吹雪〜♪」でテンションが株価急騰ストップ高になります。
補足としては、その後の間奏でのナオさんとりこさんのニンニンポーズも見逃せないのでライブでは刮目必至ニンニン!


ちょっと此処いらで休憩

睦月真尋氏(←推し)以外のメンバーも紹介しなければ…

藤ナオさん(ナオやん)は睦月さんと違ってパワフルなヴォーカリスト。力強く伸びやかな歌声は「あんな風に歌えたら気持ち良いだろうな〜」と思ってしまいます。
最近はライブ中のMCでの小ボケの練度も上がっており、りこさん(ツッコミ)との掛け合いは必見なのである。

天野りこさん(リコリーこ)はメンバー随一の元気娘。
ライブで曲中の合間に、合いの手というか煽りを入れてくるのですが(正直、何て発声しているのかは不明w)それが良いアクセントになっています。
EDMのワブルベースみたいな役割だと私思っています。
地声が低めなのが、なんか見た目とギャップがあって良い(罵られたい)

深田百香さん(深田くん)は、ほとんどの曲のコーラスを担当。踊りながらのコーラスって凄くないですか?
コーラスパートが出来てから曲の厚みが一段と増しました。今や、いなくてはならない縁の下の力持ち的な存在。
バレエ経験者らしく体幹がしっかりしてるのでターンが凄く綺麗です。ガチャガチャってしていないで、スゥーっと廻る感じ…そこだけ時が止まったかの様な
あと、SNSで真夜中にカップラーメンを食べてる投稿が多いので、ちゃんと栄養が摂取できているかお母さん心配です。


それではアルバム感想のつづきだ。


M8. ウィ・アー・ザ

ミステリアスなイントロ…からのギターのジャリラーン♪が唆ります。

歌のパート割りが細かくテンポ良い箇所が気持ちいい!
例えるなら回転寿司屋さんで良い感じのスピードで
マグロ!、サーモン!、玉子!、うに!と流れてくる感じ(←分かりにくい例え)

藤ナオさんの唸りと伸びやかな歌声も良いですぞ。 

撃ち抜かれたくなければライブに来なさい。(イナバウアー!)


M9. コントラスト

この曲も初めてライブで聴いた時に「「なんじゃこりゃ?」と思った曲です。

なんじゃこりゃ学園に入学して2年目の春を迎えました。今年も桜が綺麗です。


個人的にですけどUKロックを連想してしまう曲。

りこちゃん天使パートからの禿げしい縦ノリのロックパートに…

まさにコントラスト!

サビでのギターのカウンターメロディとラスサビのストリングスの厳かな感じが好きです私は

ライブに来れば、女子のマイクの取り合いの修羅場を目撃できますぞ。


M.10 薔薇色のコメディ~なんつったってBig Band~

「みんな〜集合〜!」てな感じで始まるイントロだけれども、歌詞はどこか哀愁が漂っていて、でも前向きに頑張りましょうって曲。

Aメロ歌い出しの「lights♩」の1音符から始まりラストの大円団までの壮大な曲。

個人的ポインツは3:00〜の睦月さん(←推し)のちょっとタイミングを溜めてというかズラす歌い方…

ここで睦月真尋氏(←推し)プチ情報だ!ケロリーン
睦月さん、ライブの時ほとんどピッチ(音程)やタイミングを外さないんですよビックリするくらい本当に…

ライブに来れば、ラストのフロアのお客さんも巻き込んでバタバタと倒れ込む吉本新喜劇みたいなアトラクションを体験できます。


M11. トーキョーLast Number

キャッチーなギターのフレーズと印象的なライブでのダンス振り付け…一度観てしまったらもう頭から離れないでしょう、

前身のグループからのお馴染みの曲です。

ギターのアレンジや気持ちの良いオルガンの音など聴きどころは沢山ありますが、ただただ良い曲。

何も言わずにライブで体感して下さい。


M12. フューズ

JazzyでMellowな極上の一曲。

Aメロのコード進行だったり、エレピの心地よさだったりホーンの絡みだったり…

聴きどころは沢山ありますが、ただユラユラと音に身を委ねれば良いのです。

そう、ライブに来て身を委ねれば良いのです。


と言う訳で、アルバム全曲の(超絶個人的な)感想文を書き綴りましたが

スパンコールグッドタイムズさんのライブは本当に良いのです。

圧倒的ライブ感、洗練された格好良さ、細部まで突き詰めるプロ意識…

常にハイパフォーマンスが見られる稀有な存在だと思います。


そして幸運なことに、この記事を投稿した数日後に

スパンコールグッドタイムズ 2nd ANNIVERSARY ONEMAN SHOW『Delicious!!』

がSHIBUYA CLUB QUATTROで開催されますぞおお!

これは運命だね行くしかないね!




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