[合格体験記] Tableau Certified Data Analyst試験


1.はじめに

 データ分析の世界に一歩踏み出すために、Tableau Certified Data Analyst試験はおすすめです。この記事では、試験のポイントを共有し、少しでも役立てていただけたらと思います!

2. 試験の準備

 Tableau Certified Data Analyst試験を受験する前に、どのような基本知識や前提条件が必要なのかを確認しましょう。基本的なTableauの知識や操作方法が問われる試験となっており、①知識問題、②実技形式の問題が出題されます。
 Tableau Certified Data Analystを受験する前に、Tableau Desktop Specialist の受験をお勧めします。Tableau Desktop Specialist は、知識問題のみ出題され、Tableau初学者の方も受験しやすいと思います。

4. 学習方法

 試験の内容を整理します。

4-1. 知識問題

 ↓のブログサイトが非常に参考になりました。

上記の記事と重複する部分がありますが、私が試験当日に見かけた問題の概要をまとめます。

・関数の利用に関する問題
 与えられた結果を表示するために、どの関数を利用するかが問われます。 
 関数のみを虫食いで埋める問題と、適切な数式を選ぶものもありました。 
 特に、下記の関数は問われました。
 DATEPARSE、DATEPART、DATETRUNC、DATE
 RANK、RANK_DENSE、 RANK_MODIFIED
 SUM、COUNT、COUNTD、TOTAL
 LOOKUP、WINDOWS_SUM

・操作に関する問題
 データソースの置換に関する問題が問われました。データソースが参照
 されている状態から、置換する手順(メニューバーからどの部分を押下
 するか)が出題されました。具体的な手順は、下記の記事で学習しま
 した。

・SQL文の穴埋め問題
 歯抜けのSQL文があり、SELECT、WHEREをドラッグ&ドロップし、穴埋め
 する問題が出題されました。下記の基本を押さえましょう。
 SELECT フィールド名
  FROM テーブル名
  WHERE 条件式
 
 INSERT(データの追加)やUPDATE(データの更新)も押さえましょう。

・Vizの作成方法
 こちらは、②操作問題ともかぶるところがありますが、問題中にVizが表示
 され、表示形式のうちどれを選んだら、作成できるかが問われます。
   ヒートマップの作成方法は、なじみがなかったので、参考になりました。
 しました。

 散布図を作る際に、行、列には、メジャーかディメンション
 のどちらが入るかも覚えておくといいかもしれません。
 予測線を出す手順も学習しておきましょう(アナリティクス>予測)

・ファイルの形式
 Tableau DesktopやServerでエクスポート可能な形式が問われました。
   下記のサイトを参考に、勉強しました。また、抽出ファイルを含む拡張子
 も答えられるように準備しましょう。

・Tableau Serverに関する知識
   スケジューリング設定はどの操作をするか、問われました。
 http://www.dmod-blg.com/dataanalysis/tableau-server/update-ts/?amp=1

・Tableau Prepに関する知識
 どのような結合方法ができるかを学習しましょう。

4-2. 実技形式

  KT氏の動画を学習すれば、ほぼすべての問題に回答できます。試験は、
 仮想デスクトップのような画面で、Tableau Desktopを使って、
 出題意図に沿うVizを作ったり、並び替えやフィルター操作をします。
 必ず、作成したファイルを上書きしてください!


以上となりますが、皆様の受験の一助となれば、幸いです。


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