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ラフルアオフェンスの特徴と今後の改善策

前回はディフェンスについて書いたので、今回はオフェンスについて書きます。

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オフェンスの特徴

・モーションの多用

Play by Playを見ていただければわかりますが、スナップ時に動いていない移動も含めると90%以上モーションを使っています。ロジャースが気に入らなかった部分で、彼が先発の時より明らかに増えていますね(マンデーナイトのNYJも多かったのは内緒)。

モーションの効果
ディフェンスが何をしようとしているかわかる(マン、ゾーンなど)
マンカバーのディフェンスよりもスピードを乗せてパスコースに出られる
外のランのブロッカーを増やせる
ディスガイズできる(下に記述)
など


・モーションを利用したディスガイズ

モーションの効果の1つがディスガイズです。3つ例を挙げます

1.モーションで動いた方向にディフェンスを集中させプレーアクションなどで逆方向へのプレーをする
2.ジェットスイープなどのフェイクで逆サイドへのランをプレーする
3.レシーバーをランブロックする位置にセットさせてパスコースを走らせる

・ブロックスキームの多彩さ

シャナハン系統はアウトサイドゾーンとそれを生かしたプレーアクションがメインみたいな時代がありましたが、今は全然違う。これについてはもう少し研究してそのうち書ければと思います。

・エンプティの上手さ

たまにしか使いませんが、エンプティでフリーの選手を作るのが上手い。毎回エンプティで良いと思うくらいです。

・アーリーダウンでのラン多用

よく私は文句を言いますが、アーリーダウンでのランは多い。まあNFL全体でもそっちの方が主流ですけどね。

・レシーバーをフリーにするコンセプト

個別に述べられるほど研究が進んでいませんが、レシーバーをミドル程度のレングスでフリーにする能力は素晴らしいと思います。

悪い部分と改善策

オフェンスの悪い部分はラフルアだけではなく個人の能力に依存する部分も多いのですが、併せて書くことにします。

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