2024シーズン:WEEK3 TEN戦の展望
TEN戦の展望を中心にお伝えします。
インジャリーリポート
TENはRBスピアーズがQuestionable。おそらくベストメンバーで臨んでくることになりそうです。
ラフルアHC
・QBラヴの出場に向けてメディカル的にクリアになるかは”検討中”
・OLモーガンの肩の怪我はキャンプと同じもの
思わせぶりですがラヴは出るんじゃないですかね。
モーガンはIR入りするような気がします。同じ箇所ですし復帰には万全を期すでしょう。
TENのデプスチャート
TENはここまで0-2。戦績は悪いですが、内容としては弱いチームでは無いと思います。特にディフェンスはリーグ上位の実力ではないでしょうか。
TENの戦力分析
オフェンス
スキルポジションにタレントが揃っているが、QBとパスプロが大きな課題。
若手QBのレヴィスは昨年経験を積んで飛躍が期待されたが、ここまではインターセプト3つと波が大きい。良いプレーも見せるがプレッシャーを受けると酷いミスをすることも。スクランブルも含め良い面はあるので、落ち着いたプレーをできるようになるかが今後の成長のポイント。
ランはTENの武器の1つ。ポラード、スピアーズの両RBはスピードがありロングゲインを期待できる。ポラードはパスキャッチもうまくパスオフェンスでも重要なピース。
レシーバーの中心はWRリドリー。スピードを活かしたプレーはディープでもスクリメージライン近くでも脅威。ボイド、ホプキンスとベテランのWRは揃っているが、現状はリドリーがターゲットの中心です。TEオコンクォもスピードがあり危険な存在。
最初に書いたようにパスプロが大きな弱点。特に両タックルが苦しんでいる。LTのレイサム、RTのプティ=フルールともに内容が悪くレヴィスは2試合で7サック。TENとしてはここを改善しない限り浮上は難しいですね。
ディフェンス
強力なフロントが引っ張るディフェンス。
パスラッシュの中心はDTシモンズとEDGEランドリー。シモンズは中央からのラッシュ、ランディフェンスで大きな存在感を見せる。DTジョセフ=デイも好調でインサイドのディフェンスはリーグ有数です。
EDGEのランドリーは3サックと好調。インサイドが強いので外のラッシュがかなりやりやすくなっていますね。
ランディフェンスはインサイドはあまり抜かれませんが、外のランへの対応はいまひとつの印象。
DLの影に隠れる形になっていますがILB陣も粒ぞろい。マレー、ジョーンズのコンビはタックルも多いし、ランディフェンスで重要な選手たちです。特にジョーンズはLARから来て間もないのにハイレベルなプレーを見せているのは驚異的。
DBは実績のあるベテラン揃い。CBアウォジエ、CBスニード、Sフッカー、Sディグスいずれも堅実でレベルの高い選手です。スニードがまだ馴染んでいない感じはしますが、全員が実力を発揮すればリーグ有数のDB陣でしょう。
パッカーズはどうする?
オフェンス
出場すると思っているのでラヴがスターターの前提で書きます。
膝に不安があるのでほとんどはショットガンかピストルフォーメーションになるでしょう。それを活かすにはクイックなパスによるテンポあるオフェンスが有効だと思っています。もちろんランは必要ですが、アンダーセンターからのプレーが少なくなるのでラン&プレーアクションよりも10yd以内のパスを重視したいですね。
先週有効だったポニーパッケージは今週も継続して使って欲しいプレー。
ディフェンス
レヴィスにプレッシャーかけること。それが大きな命題です。彼はプレッシャーの有無でパフォーマンスが大きく変わります。4メンでプレッシャーがかからないようであればブリッツもどんどん使っていくべき。ポケットで余裕を持たれたらスキルポジションの選手が輝いてしまうでしょう。
カバレッジのスキームはIND戦と似たような感じになりそう。ディープのケアはある程度重視するでしょうね。
その他
モンゴメリーはパッカーズ最後の試合でタッチバックにすべきところをリターンしてファンブル。勝利の機会を逃した大きなプレーでおそらくそれが原因でカットされました。
その後はジャーニーマンとなりましたが、長い期間NFLで生き残ってきました。暗黒ドラフトの年の指名選手でしたが、よく頑張ったと思います。お疲れ様でした。
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