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2025ドラフト:WR候補の紹介①
今日からドラフト候補の紹介を始めます。FAなど大きなニュースがある日はそちらを優先します。ビッグボードのトップ100に入るくらいの選手を紹介していく予定。まずはWR候補の紹介から。
(今回はサンプルとして全て無料ですが、次回からは2つ目の区切り線より下は有料の予定)
Tetairoa McMillan Arizona
Height 6’ 4’’ Weight 219 lbs
カレッジでの成績
出場試合数: 35試合
パスキャッチ: 213回
獲得ヤード: 3,423ヤード
タッチダウン: 26回
ズアラインの寸評
ディープで勝つことができるサイズとボールスキルを持つポゼッションレシーバー。直線的なルートランナーで、ディープルートでは惰性で走りすぎる面があるが、アンダーニースでフリーになれるスキルがあり、CBより高い位置でプレーしてジャンプボールを簡単にキャッチできる。マクミランはルートのアジャストがうまく、2次的な動きでフリーになれるので、QBの仕事を楽にする。自分の動くスペースを守るために、より一貫したプレースピードとフィジカルを見せなければならないが、優れたボールスキルは彼を際立たせ、スロットでのミスマッチバリューを備えた「Z」オプションとしての伸びしろも十分ある。
Luther Burden III Missouri
Height:6’ 0’’ Weight:206 lbs
カレッジでの成績
出場試合数: 36試合
レシーブ数: 192回
獲得ヤード: 2,263yd(レシービングヤード)
オールパーパスヤード(リターン含む): 2,739yd
タッチダウン: 26回
ズアラインの寸評
元5つ星リクルートで、5つ星の運動能力とプレーメイキング能力を持つ選手。バーデンはフィールド上で自然体であり、平均以上のスピードと魅力的なボールスキルで高い勝率を誇る。彼は自分が主要なターゲットでない場合、休んだりルートを短縮したりするが、自分の出番が来ればセパレートして3つのレベル(ショート、ミドル、ディープ)全てで成功を収めることができる。ミズーリはバーデンのランアフターキャッチを活かし、短いパスを連発したが、NFLチームは彼の使い方を多様化し、完全なスキルセットとビッグプレーの可能性を引き出す可能性が高い。トップチームに対する成績は時に不安定だったが、ミズーリのQBのプレイも影響していた。バーデンは通常、印象的なNFLキャリアを予見させるいくつかの優先事項を満たしている。
個人的な評価など
Tetairoa McMillan
プレースタイルと強み
サイズとキャッチ力: 6フィート5インチの長身と長い腕を活かし、コンテステッドキャッチ(競り合いでのキャッチ)が非常に得意。過去2年間でFBS(ディビジョンI)のWR中最多数となる35回のコンテステッドキャッチを成功させている
ヤードアフターキャッチ: 大柄ながら動きがスムーズで、キャッチ後の加速力とタックルをかわす能力があり、2024年には29回のミスタックルを誘発(FBSのWRで2位)
ルートランニング: サイズの割に柔軟性があり、ショートからディープまで3つのレベルで勝負できる。スラントやヒッチなどのルートでストライドを活かし、ゾーンカバーの隙間を見つける感覚も優れている
ハンドスキル: ボールを自然に引き寄せるようなキャッチができ、ハイポイントでのボール奪取や難しいパスへの調整能力が高い
課題
トップエンドスピード: NFL基準ではスピードがあるとは言えず、ディープでのセパレート能力はいまひとつ。40ヤード走は走っていないが、エリート級の爆発力は無い
プレスカバーの対応: 大学ではプレスカバレッジ(直接的なマンマーク)を避けることが多かったため、NFLでのフィジカルなCBとの対決でリリース技術を磨く必要がある。
ルートのシャープさ: 長身ゆえにルートブレイクに俊敏さが欠ける面があり、鋭いカットは見られない
個人的な評価
スピードは感じないが、高さを含めたフィジカルをうまく活かしている。クロスのルートでの動きはナチュラルで高確率でDBを引き離せる。縦のルートではあまりフリーにはなれないが、高さ勝負で勝つことができるのが強み。ポゼッション型だが、ランアフターキャッチも良くゴール前からTDまで持ち込む動きも良い。
スピードが無いため、1巡上位と言われると微妙だが、確実のチームの戦力になってくれる選手。No.2に彼がいてくれると心強いだろう。
似たようなNFL選手
マイク・ウィリアムズ(ティー・ヒギンズになれるかも)
パッカーズ目線
WRはニーズだが、ポゼッション型のMcMillanがニーズにピッタリ当てはまるかは微妙。確実に戦力になってくれる選手だと思うが、ディープスレットやエースになる可能性はあまり高くないように思います。仮に1巡23位に残っていたとして指名するかは迷うところです。
Luther Burden III
プレースタイルと強み
爆発力とスピード: 平均以上のスピード(40ヤード走で4.41を記録)と優れた加速力を持ち、ランアフターキャッチが得意。ミズーリでは短いパスでこの能力が引き出された
ボールスキル: 競り合いでのキャッチに強く、シュアハンド(ドロップ率4.5%程度)
タックルブレーキング: キャリアで64回のミスタックルを誘発するなど、コンタクト後も倒されにくい強さを持つ
多彩さ: スロットレシーバーとしての役割が主だが、ジェットスイープやモーションを活用したプレーで多様な使い方が可能。
課題
ルートランニング: ミズーリでの役割が短いパス中心だったため、複雑なルートを走る経験が不足している。NFLではより洗練された技術が求められる
ディープでの脅威: 3レベル(ショート、ミドル、ディープ)のうち、ディープパスでは安定性に欠け、縦方向への脅威が未知数
一貫性: トップチームとの対戦での生産性が不安定で、2024年の成績低下が懸念
個人的な評価
ミズーリでは短いパスを多用するオフェンスで活躍したが、NFLでは彼のスキルセットをフルに活用し、多様なルートやビッグプレーを狙う役割を担えると判断するかが彼の評価を分けるところ。適切なシステムにフィットすれば、エリート級のWRに成長する可能性もある。彼の身体能力、プレーメイキング能力、コンテステッドキャッチの強さは、NFLでの成功を予感させる重要な要素だ。少なくとも一定以上のレベルのスロットレシーバーとして活躍できる選手で、2巡以上で指名されるだろう。
似たようなNFL選手
アモンラ・セントブラウン
パッカーズ目線
スロットレシーバーとしてガジェットプレーが得意な選手。プレー内容はリードと被っており、パッカーズのニーズを満たす選手ではない。ナチュラルな動きやスピードは魅力的でディファレンスメーカーになる可能性を秘めているが、特徴的には他の選手の獲得を優先したいです。
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