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2023シーズン:WEEK4 対戦相手DETの分析など

今週はサーズデイナイトなので早くも明日が試合。直前ではありますがDETについての分析をしたいと思います。

現地水曜のインジャリーリポート

OUT:Sアンダーソン(ハム)OTバクティアリ(膝)ILBキャンベル(足首)OLジェンキンス(膝)
Questionable:CBアレグザンダー(腰)RBジョーンズ(ハム)OLトム(膝)CBヴァレンタイン(大胸筋)WRワトソン(ハム)


・バクティアリはWEEK2以降QuestionableだったがOutに。試合に出ず練習をしていないのに状況が悪化するというのはよくわからない
・Questionableは大事な選手が勢ぞろい。事前の話だとRBジョーンスは出場すると思うがそれ以外はわからない

・DETはOTデッカーが出場できるかが大きなところ。控えのネルソンもOutなので仮に出られなければ大きな穴になりそうだがおそらく出るだろう
・Sジョセフの状況も気になる


DETのデプスチャート


RBが4人いるのでいつも以上に小さくて申し訳ないです。拡大してみてください。

DETの戦力分析

オフェンス

昨年、リーグ有数のオフェンスを見せたDET。今年はまだそこまでの良いオフェンスが展開できていませんが、本質的なオフェンスの強さは変わっていないと思います。

引き出しの多いDETオフェンスですが、基本はランを出してプレイアクションでビッグプレイを生むという構図。QBゴフはDETのオフェンスに習熟し安定したプレイを見せています。プレッシャーに弱い面はありますが、クイックなパスの判断も良く、オフェンスを進める役割をうまくこなしていますね。

パスオフェンスの中心はアモンラ・セントブラウンと新人のTEラポルタ。困った時はこの2人という感じです。アモンラは昨年同様にスロットだけではなくバックフィールドを含めて様々なところにセットし相手を撹乱します。ラポルタはTEながらWRのような動きもでき早くもオフェンスの中心の1人に。この2人以外も悪くない選手は揃っていると思いますが、今シーズンはこの2人への依存度がかなり高いように見えます。

プレイアクションの鍵となるランを担うRBはFAでCHIから来たモンゴメリーと新人のギブス。ギブスはスピードがあり、違いを生み出せる選手。まだ控えめな使い方ですが、シーズンが深まるごとに存在感を増していくと思います。

DETオフェンス1番の強みはOL。パスプロ、ランブロックともにリーグ有数でオフェンスの強さを支えています。ATL戦はLTデッカーがいませんでしたが、この試合では戻ってくるでしょう。

ディフェンス

昨シーズンはチームの弱点と見られていたディフェンスですが、確実にレベルアップしています。

DEハッチンソンのパスラッシュはリーグ有数。RTサイドからのラッシュが多いですが、インサイド含め様々なところからラッシュできるのも強み。逆サイドを担当するハリスも好調でパスラッシュがDETの売りの1つになっています。

インサイドもマクニールなど良い選手がおりランディフェンスも安定しています。ILB、DB含めランを全体で止める意識が高いのが特徴の1つ。

DBには新人のブランチが加入。当初はFAで加入したガードナー・ジョンソンがニッケルCBを務めていましたが、怪我で離脱しブランチが常時出場するようになると大活躍。ATL戦では好タックルを連発しサックも決めていました。

弱点と言えるのは外のCBでしょうか。PITから来たサットンは悪くないですがシャットダウンコーナーとまではいきません。逆サイドのジェイコブスは掴みぐせがあり、反則を取られることが多いですね。

ATL戦ではラン中心の相手に対し、1ハイでボックスの人数を増やして徹底的にランを潰しにいきました。パッカーズ相手にそれをやるかはわかりませんが、チームでディフェンスしようという意識の高さが見えますね。

パッカーズの対策

オフェンス

アーロン・ジョーンズが戻ってきそうとはいえ、DET相手に現状のランブロックではそうそうランが出るとは思えません。

3rd&ロングでパスシチューエーションを残すと相手がパスラッシュをしやすくなり、ハッチンソンもパッカーズの弱点であるインサイドからラッシュしてきそう。ということで2ndダウンまでに大きくゲインすることが重要になります。少なくとも1stダウンで4ydは取りたいので、ランだけではなくショートパスを駆使して良い2ndダウンを迎えるようにしたいですね。

例としてはTEマスグレイヴを活かしたプレイやスクリーンなどをうまく使っていきたい。もちろんランを使わないというわけにはいかないので、RBの特性を活かしたランも重要です。ディロンの中央のランが出るようであれば楽になりますが現状だと難しいでしょうか。

今のパッカーズは勢いに乗ればオフェンスが機能するので、ドライブの最初の1stダウンを取ることができれば、かなりやれると踏んでいます。逆にNO戦のようなミス連発ではこの試合を勝つことは厳しいでしょう。

もちろん、パスプロは最重要。ハッチンソンを抑えきれれば今後の展望も明るくなりますね。

ディフェンス

まずはランを抑えること。DETのランは現状そこまで強いとは思いません。ランが出るとプレイアクションも止めづらくなるので、ランを抑えるのが最重要事項。ギブスはスピードがあり、LBを超えるとロングゲインに繋がるのでできればDLのところで止めたい。

次にアモンラに簡単にパスを通させないこと。スロットにセットすればニクソンが付くことになると思いますが、そこを徹底的に狙ってくることも考えられます。ジェエアが出られるようであれば、彼に徹底的にマンカバーさせることも考えたいですね。他のWRならジェエア以外でもそれなりにカバーできるはずです。

そして、ゴフにプレッシャーをかけること。DETのOL相手にプレッシャーをかけるのは厳しいミッションになりますが、ゲイリーを初めとしたEDGEと充実したDL陣ならいける可能性はあります。OGヴァイタイもいないので特にDLのラッシュに期待したいですね。クラーク、ワイアット、ブルックスのパスラッシュ力を見せる時です。

贔屓目得点予想

34-20でパッカーズ勝利。
なんとなくなんですが、点は取れそうな気がするんですよね。だからディフェンスが20点以内に抑えてくれればいけそうな気がします。34点はちょっと?盛ってますけど。

スペースでお話ししました

私の接続が切れてお聞き苦しいところもありますがよろしければお聴きください。


DETとの同地区対決はデイヴィジョンの行方を占う試合とも言えますが、真の戦いはまだ先。この試合では「パッカーズいけそうじゃん!」と思わせてくれれば良いと思っています。ぜひ先週の4Qのようなオフェンスを見せてほしいですね。




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