ワンピース語録:価値観について
今、唯一継続して買っている漫画「ワンピース」
数々の名シーンとともに名セリフもたくさんあります。
その中でとても印象に残ったのが、57巻で王下七武海のドン・キホーテドフラミンゴのセリフ
「”平和”を知らねぇ子供たちと”戦争”を知らねぇ子供たちの価値観は違う」
漫画の描写のイメージとしては、
平和を知らない子供=紛争している所に住んでいる子供:でも笑っている
戦争を知らない子供=裕福な貴族として生まれた子供:でも泣いている
平和を知らない紛争地域で暮らしている子供たちは毎日銃を持って殺しあったりして、貧しい生活をしています。でもそれが当たり前なので、楽しく笑って暮らせている。
裕福な貴族として生まれた子供は毎日豪華な食事やプレゼントをもらっているのに嫌いな野菜が食べたくないからという理由だけで泣いている。
生まれてきた身分や環境が違うだけで価値観が違い、何が正しくて何が正しくないのかはその価値観によって変わってくるもの。
戦や争いに関しては勝ったものの価値観が「正しい」とされる。
だからこそドフラミンゴは「勝者こそが正義だ!」と叫んでいるんでしょう。
自分が今本当に「価値があるもの」というのは何だろうか?
お金?仕事?友人?家族?趣味?
ある程度価値を得るためにはお金が必要になるが、ただいっぱいお金があっても意味がない。何のために使うのかという「使う力」というのも今後は育てていく必要がある。
人間同士、生まれた時代も環境も違うのだから「価値観」が全く同じなんてことはあり得ない。だからこそ現代社会においてはその「価値観」を押し付けるのではなく「理解する」ことが大事かなと思う。否定するのではなく、そういう考えや視点もあるんだなって思えれば、一回り成長できる気がします。