【本日覚えた株用語:トレイリングストップ】
「頭と尻尾はくれてやれ」
株の世界で有名な格言の一つです。下から上まで全部取ろうとして欲張った挙句、株価が下がってしまい損をしてしまう。こんな経験が多いんですね。
だから損しないところで取れる分だけ取っていきましょうという教訓ですね。
そんな決済方法として知られているのが「トレイリングストップ」という方法です。
トレイリングは、日本語で「追いかけていく」あるいは「(山の稜線などの)何かに沿って歩く」という意味を持っています。
その意味の如株価の上昇の稜線に合わせてロスカット(損切り)するラインも上げていくという方法です。
例えば上昇トレンドの銘柄で、株価1000円の時にエントリーするとします。
ロスカットのラインをー100円とします。
その後、株価が上昇して1200円になればロスカットのラインも-100円なので1100円になります。さらに上昇したかと思いきや、値下がりをして実際の株価が1100円になったら自動的にロスカットされるという仕組みです。
いくつかの証券会社で設定ができる機能があるので、そうすれば頭と尻尾を抜いた真ん中の部分を利益として獲得できるということになります。
●メリット・・・損失を最小限に抑えながら利益を確保できる。
●デメリット・・・一時的な押し目でロスカットラインに達して決済してしまうこと
株は購入したあとの売り決済が一番難しいですよね。ある程度利益をとったあとでもその株価を見てるとまだ上がっていて悔しい思いをして。だから次は持ち続けていたら急に下がっちゃうし。。。。思惑と反対方向になっていく。。。誰かが自分のトレードを見てるんじゃないか。。。なんて。
そんな時にこういう機能はありがたいですね。