【本日覚えた株用語：差金決済】

初心者にありがち？差金決済

差金決済は？
差金決済とは、受渡日に買付代金、または売却有価証券の提供を行わずに、反対売買の差金により決済することです。
証券会社が株式取引の差金決済を受付けることは、信用取引を除いて法令で禁止されています。

残高が100万あった状態で株価3000円の銘柄を300株購入したとすると、

3000円×300株＝90万　　　10万円

株価が上昇し、3100円になったので利確すると

3100円×300株＝93万　　　10万+93万

株価がさらに上がり3200円に！もっと上がりそうなので同じ銘柄を買おう！とすると。。。

【余力エラー　差金決済となるため、発注できません】とか
【差金決済取引に該当する可能性があります】と表示されます。
（証券会社によって表示方法が異なります）

同受渡日（同日）の同銘柄の同一資金による「買付⇒売却⇒買付」又は「売却⇒買付⇒売却」は、差金決済取引に該当する可能性があります。

自分の経験としては【差金決済取引に該当する可能性があります】の表示が出たのですが、無視をして2度目の購入を行いました。結果、その銘柄に関してはその日は売買できなくなりました。その後、ある程度の上値を出したのち株価は下がってしまって損することになりました。

その時の解決策としては先に売買をした金額同等の資金を注入することですが、そんな余力ななく。。。。。ただ見守るしかないですよね。

ちなみに同じ資金でも同じ銘柄ではなく、別の銘柄であれば売買はできます。

【教訓】証券会社からエラーメッセージが出たときは無視しない！

です！その時にちゃんと調べるようにしましょう。お金のことですから損しないように。資金も拘束されないように。