SONY〖WH-1000XM4〗多彩なサウンドエフェクト


SONY〖WH-1000XM4〗のHeadphones Connectアプリで、操作するサウンドエフェクト(イコライザー機能)の詳細を解説します。

〖WH-1000XM4〗の本来の音色

サウンドエフェクトOFF時は、バランスが取れた癖のないフラットな音になっています。聴きやすく、疲れにくい音になっているのですが、私は多少、音がこもっている印象を受けます。


人によってはパンチが足りず、物足りないという方もいるかもしれませんが、このヘッドホンOFF時の本来の音も、十分良い音なので、それを楽しみたい場合は、エフェクトOFFで聴きましょう!

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オーケストラやクラッシックに使いたい「Bright」

「Bright」は歌声などの中音域と、高音域が強調されます。私がバラード系の楽曲を聴く場合、歌声やバイオリン、ピアノなどの高音域は、特に良く聴こえます。解像度(音の密度)が高くなるようなイメージです。高音域中心のオーケストラやクラッシックには、ピッタリだと思います。


このエフェクトを使うと、私は耳が疲れやすくなるのですが、楽器系の音色が良くなる事は間違いないです。そのような疲れを感じないという方は、どんどん使っていきましょう(^^)v

迫力の重低音「Excited」!

「Excited」は重低音が強調され、楽曲の迫力が増します。この重低音の音が出る楽器は何種類かあるようなのですが、わかりやすく言えば、映画館での低域の振動音と考えればよいと思います。


それが楽曲の中で、表現されています。私が好きなダンス系やロック系の曲には多く使われており、相性バッチリです。あのズンズン響く感じは、昔から好きですね~ 


音量を大きく上げると、映画館やライブ会場の迫力に近いものを楽しめると思います。YouTubeや、映画鑑賞するときにも良い組み合わせですね!

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歌声メインは「Vocal」で

「Vocal」はその名の通り、歌手の歌声が強調されるエフェクトです。中音域が強調され、歌声がはっきり聞こえるようになります。よりリアルな歌声に、進化するようなイメージです。


歌手の歌声をメインで楽しみたいような場合に使えるでしょう。全体的にはエフェクトOFF時に近い感じなのですが、歌声だけは解像度が増し、聴きいってしまいます(´▽`)

「Bright」を優しくした「Treble Boost」

「Treble Boost」は、「Bright」が全体的に中、高音域強調型であったのに対して、歌声などの中音域を抑え、高音のみを強調するようなエフェクトです。


しかし、高音も「Bright」ほど強い音ではないため、聞き疲れしにくいように感じます。「Bright」を少しやわらかくしたような音であるため、長時間鑑賞には「Treble Boost」のほうが向いているかもしれませんね。

かなり重めの「Bass Boost」

「Bass Boost」は、「Excited」が重低音を強調する音であったのに対し、重低音を含めた、低音域全体を強調するような音です。どう表現すればいいのかわかりませんが、低音域中心で強調されるため、曲全体が重くなり、音がこもるような印象です。


私にはどのような曲が合うのかを見つけられなかったため、ご自分で合う曲を発見してみてくださいね。

面白いエフェクト「Speech」!

「Speech」は、マイクの音声を地声に変えるような珍しいエフェクトです。具体的には、歌手が歌うときのマイク独特の響きを抑え、マイクが使われていないような聞こえ方をします。


これに関しては、曲が合う、合わないではなく、好みの問題になってくるように思います。このようなエフェクトは体験した事がなかったため、なかなか面白い機能であると思います。

その他

その他に「Relax」や「Mellow」があります。両方とも、エフェクトOFF時の音をかなり優しくしたような音色になります。


「Relax」は全体的に力の抜けた音なのですが、「Mellow」は「Relax」に比べ、多少、中音域を強調してあるように感じます。私はあまり好みではないのですが、優しい音色が好きな方にはよいかもしれませんね。


最後に「Custom」では、自分でグラフを操作して自由に音をカスタマイズする事ができます。自分の好きな音を作り上げていきましょう!

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