続、SONYの感動的オーディオ 〖NW-WM1Z〗
前回から引き続きNW-WM1Zの機能を紹介します。今回は実用面を中心に紹介していこうと思います。
抜群の操作性
操作性は、このWalkman独自のユーザーインターフェースになっており、非常に使いやすいものになっています。画面はタッチパネル方式で、本体側面には電源や再生、音量調節ボタンなどがあります。
音楽を聴くのに特化した直感的なインターフェースになっており、操作性は抜群です。AndroidやWiFiには非対応で、音の再生に影響を与えるような機能は、極力削られていますが、Bluetoothによるワイヤレス再生などには対応しています。しかし、この製品は絶対有線接続をおススメします(^^)
音楽プレーヤーでは最高クラス!256GB大容量メモリー
メモリーは256GBの大容量になっており、音楽プレーヤーとしては最高クラスの大きさだと思います。最近のタブレットや、一体型PCなどと比べても、それほど変わらないような大きさです。
全ての楽曲をハイレゾで聴きたいという方以外は、おそらく困る事はないのではないでしょうか。もし足りなくなるようなことがあったとしても、microSDにも対応しており、拡張もできるため容量の心配はありません。
このWalkmanユーザーの方は、メモリーを全部使用した上で、microSDを何枚も利用するような使い方をしてほしいですね。それくらい多くの音楽を聴いて、使い込まないともったいないですよ!
ハイレゾ音源でも長持ちのバッテリー
バッテリー性能は7時間で満充電になり、ハイレゾ音源である場合、ファイルの大きさにもよりますが26~30時間は再生可能となっているため、性能は良いほうだと思います。
MP3など一般的な圧縮形式のファイルであれば、約33時間再生となっています。私がこれまで使用してきた感じでは、バッテリー持ちで困った事はなく、長持ちするなという印象です。
φ4.4mmのバランス接続
ヘッドホンジャックはφ3.5mmのアンバランス接続とφ4.4mmのバランス接続に対応しています。これらの違いを簡単に言えば、出力するときの音の信号の本数の違いです。
アンバランス接続の場合は、本数が少ないため音が混信しノイズが発生しやすくなるのですが、バランス接続の場合は混信する事なく出力できるため、ノイズの少ない繊細な音を再現できるそうです。
アンバランス接続時の出力は60mW+60mW(16Ω)で、バランス接続時は250mW+250mW(16Ω)という非常に高出力であるため、音楽を聴くときもこの差は顕著です。
私はこの製品の場合、バランス接続の一択しかないと思っています。音の迫力、力強さがまったく違い、2つの接続を比べた場合、同じ製品とは思えないほどの差異があります。試聴されればわかると思いますよ(*^^)
1Zを購入するまでは2.5mmと、3.5mmのヘッドホンジャックしか使用したことがなかったで、初めてφ4.4mmのヘッドホンジャックを見たときは大きさに驚きましたね。金メッキで光る見た目はいいですよ~
その他
このWalkmanにはUSB DAC機能というものがあります。最近の音楽プレーヤーには全てではありませんが、搭載されているものもあるようです。これはパソコンの音を繋いである音楽プレーヤー側で処理し、プレーヤーの音質に変換してPC上で再生できるものです。
PC上の音楽はもちろんですが、映画やYouTubeの動画コンテンツなど音として出力されるものは、全て変換して再生できます。この機能を使えば、音の力強さや迫力は弱まりますが、パソコン上でもNW-WM1Zの高音質を楽しめるんです。
USB DAC以外にも色々な機能が搭載されているので、自分の好みに合わせて試してみるのも面白いと思いますよ。
仕様表
記憶媒体 内蔵メモリ microSDカード対応
記憶容量 256 G
インターフェイス USB2.0(WM-PORT)
再生時間 33 時間
電池タイプ 内蔵型
DSD対応周波数 DSD256 (DSD 11.2MHz)
サンプリング周波数 384kHz
オーディオ機能
ハイレゾ バランス接続 4.4mm/5極 デュアルDAC USB DAC機 デュアルアンプ DSDネイティブ再生
ネットワーク機能 Bluetooth 4.2 Bluetoothコーデック
送信:SBC/aptX/aptX HD/LDAC
受信:SBC/AAC/LDAC
Bluetoothレシーバー Wi-Fi(無線LAN)
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