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MTG初心者の定期振り返り(2024-11 - 2024-12:ファウンデーションズSeason(前半))
この記事を書いた動機
ブルームバロウ(2024.8)からMTGを始め、その直後に出たダスクモーンからセット毎くらいの頻度でMTGが上達するために取り組んだことを振り返ってきました。
ファウンデーションズが2024/11/15にリリースされてから次のセットが発売される2025/2/4まで約4ヶ月あります。私はこの4ヶ月を前半(11、12月)、後半(1、2月)と位置づけており、この期間にやりたいことを以下の記事でまとめました。
上手くなりたかったら何をやってそれが意味があったのか確認したくなりますよね?というわけで、いつものように定期振り返りをしていきたいと思います。
本記事の内容のノーカット版はYouTubeで!
MTGアリーナ内ランク
地力をつけることを第一に考え、アリーナ内のランキングは極力意識しないことにしていましたが、11月は構築でミシック1200位以内になることができ、12月で目標にしていたリミテッドでのミシックを達成できました!
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リミテッドでミシックになれたのが嬉しかったのでこちらは別記事にしてあります。
現在の目標
リミテッドでミシックに到達する (達成!!!)
次の目標を見つけます
現在の方針
以下のマインドマップの長期、中期、短期で必要なスキルをバランス良く学ぶ。これらは他の人が当たり前のように話していることで自分は理解していないもの
灰色の部分は過去に十分取り組んだことなので今回はスキップする
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11月にやったこと
11月は座学で沢山のことに取り組んだため忘れないうちに別のページで既にまとめました。
MTGがうまくなったと自分でも自覚できる程度に成長を感じた月でした。理由は複合的でどの取組みが一番地力向上に効果があったか判断するのは難しいですが、振り返ってみると私にとっては特に良かった取り組みは以下だと思います。
色ごとの特徴把握
上手い人のデッキとプレイの分析
構築(スタンダード)で新しいデッキとBO3への挑戦
ファウンデーションズのカードとアーキタイプ分析
最後のファウンデーションズのカードとアーキタイプ分析はリリース前も後も他の方の情報を遮断してまずは自分でやってみました。その過程でセットの理解が進んだり、カード間のシナジーやコンボなど色々なことに気がつけました。結果、プレミアムドラフト、クイックドラフトで7勝数が増加したため、地力の向上につながったと思います。これは他の人の記事をただ読んでも身につかないものだと思うので勝ちたいセットでは自分で分析をするのが大事だと感じました。
12月にやったこと
11月に座学によるインプットを多めにしたため、12月は座学も進めつつ実戦によるアウトプットを意識しました。その結果、構築とリミテッドの両方でミシックになっていました。リミテッドはダイアモンドになってからはミシックを意識してプレイするようになりましたが、構築は色々試したいことをしていたらいつの間にかなっていたという感じです。
リミテッドのピックとデッキ構築の強化(分類:長期)
12月はここに一番時間を割きました。単純にMTG Arenaで対戦を重ねるだけではリミテッドは強くなれないと思ったため、少ない経験をカバーするために頭を使って考える時間をとりました。また、Discordコミュニティでクイックドラフトのピックを一緒にしたり、自分以外のピックや構築を見ることで引き出しを増やしました。
全てを言語にするのは今は難しいのですが、私の中で特に意識するようになったのはこのあたりです。
ピック
プレミアムドラフトではやる色を他の人に主張するためのピックをする
クイックドラフトではやる色を決めるではなく、やらない色を決めるためのピックをする
中盤からゲームの展開(アグロ、ミッドレンジ、コントロール)を意識してピックする
構築
勝ち筋を意識するためにデッキに名前をつける
ダブルシンボルは慎重に入れる
事前に勝ち筋を言語化する
ダブルアクションを意識したデッキ構築をする
17LandsからSealedDech.TechにExportしてデッキを試合中に見れるようにする
もう少し詳細を別記事にしようと思いますが、わかりにくい部分を簡単に説明すると、勝ち筋を言語化するというのは以下のような簡易メモをデッキごとに作っていました。
- 7-1: 装備 + Builder's Talent + トークンドロ
- デッキ
- https://www.17lands.com/details/8ee8262b13224389bfce1e41b9828974
- ゲームプラン
- ミッドレンジ
- 相手がせめてこないなら押し切る
- 相手が守るならクリーチャーを強化して突破する
- 雄姿で+1/+1
- トランプル
- Builder's Talent + Blacksmith's Talent
- メイブルの装備
- 4マナでドローでハンドアドも取る
- 4-3: 赤白 Double Patchwork Banner & Blacksmith Talent
- デッキ
- https://www.17lands.com/deck/7eef3e2ef8464fa49e3d16bcf2f76a97/1
- ゲームプラン
- 横に並べるとシナジーが出るのであまり攻め急がない
- 白緑のクリーチャーの数で強化+トランプル
- Rabbit Response (全体強化+2/2)
- Patchwork Bannerで全体強化可能
- 後半はBlacksmith's Talent x 2の2段攻撃が期待できる
- トランプル付与の3マナのアライグマ・マウスは大切に
- Feather of Flightも2段攻撃で相手の思わぬリーサルにつながるので大切にする
- Heartfire Hero雄姿+1/1なのであまり急いで1:1交換しない
- 除去はBanishing Light1枚だけ
- サイドボードに2枚あることは覚えておく
- 噴水港は戦略的に使う
- 普段はただの土地として使う
- マナフラ時にトークン作成する
- ブロックに魚を使う
- ブロックした魚を砕いて1ドローできる
また、17LandsからSealedDeck.TechにExportして試合中にカードをイメージで確認できるようにしていました。このあたりはUntapped.ggでOverlayでゲーム画面に出すこともできますが、私はマナカーブごとに画像で見れるほうが好みなのでこちらを見ていました。
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Update:
SealedDech.TechのオプションでGIH WRやカードのレーティングを有効にするとちょっとだけ画像が見えるようになるためそれらの情報が必要なくても有効にするといいよと教えていただきました!確かにちょっと見やすいです。
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コンバットの強化(分類:長期)
11月に引き続き上手いと思うMTGプレイヤーの方々の動画を観ていました。今回は特にコンバットの仕方を中心に確認していました。また、以前YouTubeの視聴者様のコメントで”はまさんのコンバットドリル”がおすすめという耳より情報をいただけたので合わせてブロンズとシルバーも読みました。
まだまだ改善の余地しかありませんが、何も考えずに突撃していたMTGを始めたばかりの時よりはだいぶコンバットにおける基準ができてきたと思います。
ダブルアクションの理解(分類:長期)
後手のときの勝率が芳しくない時どうしたらもっと勝てるようになるかな?と色々と模索していたときに”ダブルアクション”という単語を目にしました。その時は調べる時間がなかったのですが、今回時間を取って調べたところまさに後手時の勝率に直結する概念でした。
ダブルアクションて言葉は聞いたことはあったけどそういうことだったのか!後手になったときにどこかのタイミングで捲くる必要がある -> 土地が4つあるとき相手が4マナを出すところをこちらは2マナ+2マナで差を縮める努力をするってこと https://t.co/k7r1QaSass
— taaaaaax@MTGアリーナ🔰 (@t_aaaaaa_x) December 6, 2024
後手の勝率を上げるデッキ構築ってこういうことだ。マナカーブじゃなくてどの2マナを4マナ(2+2)で使うかデッキ構築とサイドボーディングで考えておく必要があるんだ
— taaaaaax@MTGアリーナ🔰 (@t_aaaaaa_x) December 6, 2024
これを理解した後はリミテッドでもマナカーブを基準にするだけでなく、ダブルアクションも踏まえたデッキ構築をするようになりました。
アドバンテージの理解(分類:長期)
アドという言葉はMTGをしていると良く聞くと思います。アドはアドバンテージのことだと会話のコンテキストですぐに分かりましたが、何に対するアドバンテージなのかがいまいちよくわかっていませんでした。
MTGでアドといった時は大きく分けて以下の3つになり、これを意識してプレイすることで相手より優位に立つことができます。
ハンド・アドバンテージ
ボード・アドバンテージ
ライフ・アドバンテージ
アドバンテージとは、様々な要素において、対戦相手と比べて相対的に有利である状態を指す。手札の差を表す「ハンド・アドバンテージ」、戦場の差を表す「ボード・アドバンテージ」、ライフの差を表す「ライフ・アドバンテージ」などがあり、状況に応じて、アドバンテージを得ることが勝ちに繋がる。
— MTGルールbot (@mtg_rule_bot) December 8, 2024
12月はファウンデーションズでは青黒、ブルームバロウでは青緑を握ることが多かったのですが、ハンドアド、ボードアドを取るためのカードのピックやプレイをすることで勝率を高めることができました。
MTG Wikiを見るともっと細かな分類があるようです。以下の動画でも紹介されていますが、私みたいな初心者は最初に挙げた3つくらいから理解して、徐々に理解を深めていくのがいいと思います。
SealedDech.Techの理解(分類:中期)
このサイトの存在は以前から知っていましたが、どのように使うのかは理解していませんでした。実際に使ってみると非常に便利なツールであることがわかりました。
具体的には、MTGアリーナで構築したデッキをエクスポートしてWebブラウザ上で表示できるため、他のプレイヤーとデッキやカードプールを共有したい場合、URLを共有するだけで簡単に共有できます。また、17Landsを使っている場合は、17Landsのデッキ詳細画面から直接SealedDeck.Techにエクスポートすることも可能です。さらに、自分のカードプールについて、17LandsでのGIH WRを確認することもできます。
このように、SealedDeck.Techは非常に便利なサイトであると確認できたので今後も他のツールと併用して使っていこうと思います。
ファウンデーションズのクイックドラフト分析とデッキ構築(分類:短期)
ファウンデーションズのプレミアムドラフトはそこそこ楽しめたので12月はクイックドラフトの分析もしてみました。最初はセット全体のメタ分析を行いました。ファウンデーションズは突出したアーキタイプがなくどの色にもチャンスがあるように見えました。
その後、そんな中でも最もクイックドラフトでパフォーマンスが高そうな青黒と赤緑についてどのようなカードが鍵になるのか、それぞれ分析しました。
この分析は11月後半には行っており、11月のリミテッドのランクもダイアモンドまで到達していためあながち間違ってはいなかったと思っています。
やろうとしてできなかったこと
コントロール寄りのデッキパターンの言語化
MTGを始めてから、構築戦ではアグロ寄りのデッキばかりを使ってきたため、コントロール寄りのデッキには苦手意識がありました。そこで、11月頃から青黒コントロールを使い始め、少しずつコントロールデッキに慣れていくことにしました。
この経験をきっかけに、リミテッドでもコントロール寄りのデッキを使う機会が増えました。その結果、「コントロール」といってもさまざまな形があることに気づき、これらをパターン化して整理してみたいと考えるようになりました。しかし、時間が取れず、そのアイデアをNoteの記事にまとめるまでには至っていません。ぼんやりと頭の中にあるので時間があるときに記事にしたいです。
次にやりたいこと
目標としていたリミテッドでのミシックを達成したため、新しい大きな目標を立てたいです。また、私はソフトウェアを書いたり、データを分析するのが好きなのでそっちの方面で何か面白そうなことをやるかもしれません。
おまけ:初心者のひとりごとのコーナー
とある日、MTGのガチとカジュアルのラインでXが盛り上がっていたので私がカジュアルという単語を使うときの意味を明確にしておきました。
私がカジュアルという言葉を使う時はガチの対義語としてでもなければ、カードの値段とか、強さとか、初心者に手加減するとかそういうのは関係なく、やりたいと思ったときにMTGができるAccessibilityの話をしてます
— taaaaaax@MTGアリーナ🔰 (@t_aaaaaa_x) December 23, 2024
人それぞれ価値観が違う以上ガチとかカジュアルとか曖昧な概念で議論しても答えはないと思いますね
— taaaaaax@MTGアリーナ🔰 (@t_aaaaaa_x) December 23, 2024
人によって基準が異なることで議論しても不毛なので結局はMTGが楽しいからやる!というのがわかりやすいです。
楽しいからやる!
— DJからあげ (@djkarage) December 23, 2024
そうじゃなきゃやめる!
それだけだと思いますね~