見出し画像

【Nikon Z fc】カメラ生活に10年かけてきた私がたどり着いた最高の旅カメラ

こんにちは。たーみん( @Shogo_Tamino )と申します。趣味で写真を撮っている者です。

先日、Nikon Z fcを購入して早速写真旅に出かけました。その際、これまでの撮影体験の中で一番使っていて楽しいと感じたので、今更ではありますがZ fcの魅力について語ってみたいと思います。

今回の記事は、次のような方のお役に立てるかもしれません。

✓カメラを買いたいけど、何がいいのかわからない
✓重い機材は持ち歩きたくないから軽いカメラが欲しい
✓手軽に撮れてクオリティも高い写真が撮りたい

私のカメラ遍歴

Z fcの魅力を語る前に、他のカメラと十分に比較したうえでのお話だということをご理解いただきたいので、これまでどんな機材を使ってきたのかを羅列しておきます。軽く読み飛ばしてください。

Canon EOS 20D
Canon EOS 60D
Canon EOS 6D
オリンパス OM-D E-M5 MarkII
SONY α7III
Nikon Z7
Nikon Z fc

各メーカーのオイシイところは大体使ってきていて、イメージセンサーもマイクロフォーサーズ、APS-C、フルサイズと一通り使い込んできました。

中でも「Nikon Z7」はフルサイズ機でかつ高画素のフラグシップモデルということもあり、レンズの選択肢も多くバッグはいつも激重…。コロナ禍も相まって出かけるのが億劫になりました。

総重量3kgオーバー…

くたびれたおぢさんである私はコレに変わる新たな相棒として色んなカメラを調べ、Z fcへとたどり着いたのです。

Z fcの魅力

カメラを買い替える際、私が求めた条件は以下の4つです。

  • 使っていて楽しいと思えること

  • ボディ、レンズともに軽量モデルであること

  • メーカーのこだわりが感じられること

  • APS-C以上のセンサーであること

Nikon Z fcはそのすべてをクリアしていました。

写真を撮る楽しさを教えてくれるギミック

手のひらサイズにレトロさと最新テクノロジーを詰め込んだ神デザイン

カメラを選ぶうえで一番大切だと思っているのは、手に取って使いたいと思えて撮影のモチベーションを上げてくれることです。

最近のカメラはミラーレス化が進み、各種設定ダイヤルもすべて背面や上部のモニター内に入っています。iPodのように、物理ボタンをポチポチ押して電子的に制御するイメージが強いです。

それに対しNikon Z fcは、1982年に発売されたフィルムカメラ「FM2」を彷彿とさせるデザインとなっていて、写真を撮るときに設定する項目がすべてダイヤルで操作することができます。

メカメカしい軍艦部

写真の表現を調整するためにこのダイヤルをひとつひとついじっていると、「カメラで写真撮ってるな」という感覚に浸ることができます。

スマホで簡単に写真が撮れるこの時代で、あえて物理ダイヤルで丁寧に作業をする。これがカメラで写真を撮る楽しさにつながっているなと感じています。

どこへ行くにも持っていける小型軽量ボディの魅力

Z fcの「c」にはカジュアルという意味が込められている

普段、ちょっとしたお出かけの際に大きなカメラを持っていくことはないのですが、それだと少し肩がさみしい感覚を覚えます。(肩にカメラを吊るしてないのでさみしい)

そのため、小型軽量で持ち出しやすいのも高評価のポイントです。(レンズと合わせても約550g)

片手でぶら下げて気軽に持って出られる

写真撮影で最も大切なのは、機材のスペックではなく「そのタイミングでその場所にいるかどうか」だと思っています。いつでも気軽に持ち出せて高いクオリティの写真を残せるというのはとても大事なことです。

生粋のカメラメーカー、Nikonのこだわり

Nikonと言えば、ずっと光学一筋でやってきたカメラメーカーです。100年続く伝統を守りながら、新たな技術を取り入れていく。しかし、その根源にあるのは「撮る楽しさ」の追求なのだろうと感じています。

詳しくはこちらのスペシャルコンテンツで解説されていますが、

  • Nikonのロゴは1982年当時のものを使用

  • ボディはチープにならないようにマグネシウム合金で質感アップ

  • 最新のZマウントだからこそできるレンズの小型化

  • イマドキの需要に合わせて好みの色の革へ貼り換え可能

  • 単にFM2を踏襲するだけでなく、デジタルな内部構造を考慮したデザイン

この辺りにはかなりのこだわりがあり、「愛着」と「操作感の良さ」を感じさせられます。

APS-Cセンサーの高い描写力

どれだけ外見がよく持ち運びやすかったとしても、解像感が低ければ撮っていても楽しくはありません。Z fcはその点、出てくる写真のクオリティがめちゃくちゃ高いなと感じています。

百聞は一見に如かず。この2枚の写真は以下2種類のカメラで撮影したものですが、どちらで撮影したものかわかるでしょうか?

・Nikon Z fc(APS-Cセンサー:2088万画素|約14万円)
・Nikon Z7(フルサイズセンサー:4689万画素|約42万円)









正解はこのとおり!

①Nikon Z7(フルサイズセンサー:4689万画素|約42万円)
②Nikon Z fc(APS-Cセンサー:2088万画素|約14万円)

もちろんフルサイズセンサーであるZ7の方が影の表現が豊かには見えますが、PCやスマホのディスプレイで見た時の違いはそこまで大きくありません。

滝などの明暗差が大きい場所での撮影ではもう少し差が出そうですが、お寺や街撮り、その他ごく一般的な撮影シーンにおいては十分すぎるほど素敵な作品が残せます。

毎週のようにお出かけしたくなる旅カメラ

Nikon Z fcの開発コンセプトは「 誰でもすぐに使いこなせて、旅行などにも気軽に持ち運べるカメラ」とされているそうです。

ただ、実際手に撮ってみて他のフラグシップモデルの使用感と比較してみると、「本格撮影ができるカメラ」という側面もひしひしと感じることができました。

今後はZ fcだけを持って出かける機会も増えるだろうな~と思っているので、次に撮影へ行くのが楽しみです。

最後に、昨日撮った写真を載せておきます。ぜひ、参考までに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?