僕が経験した地獄と天国の選考
こんにちは、たーくんです。
今回の記事は、
鉄道会社に入るための具体的な選考フローをお伝えしたいと思います。
ほとんどの方は、初めて就活をする方だと思います。
(僕の2回がレアなだけですが。。。)
これを読んでいただいているあなたが高校生や大学生、専門学生などの
学生さんであればドンピシャな内容かと思います!
今回は、最終的に僕が入社した企業の場合のお話になります。
企業によって選考フローはさまざまなので、参考程度に読んでくださいね!
最後に、当時の僕の気持ちや状況もちょこっと書いてあります。
僕みたいにならないようにしてくださいね。
(これを読んでいる時点でもう勝ってます!!)
一次選考
一次選考として、エントリーシートの提出と筆記試験がありました。
試験会場にエントリーシートを持参して、受付で提出しました。
筆記試験は、いわゆるSPIを想像してもらえば大丈夫です!
エントリーシートの質問内容や分量、形式(手書きかPCでの入力か)は
さまざまですが、どの鉄道会社もほとんど同じ内容だった記憶があります。
僕が入社した会社のエントリーシートはこんな感じでした。
志望動機
学チカ(学生時代に力を入れたこと) 2つ
入社したらやりたいこと
これらを丁寧に手で書いて提出をしました。
最近の主流は、PCからの入力が多いですが鉄道業界では手書きでの提出を
求める企業も少なくありません。
二次選考
エントリーシートとペーパー試験での一次選考を無事に突破したら、
次は二次選考に突入していきます。
僕の会社では、
一次面接
健康診断
適性検査(クレペリン検査や反応速度など)
これらをまとめて二次選考として受けました。
一次面接
一次面接で聞かれる内容は、エントリーシートについてです。
志望動機や学チカを話したあと、その内容について面接官が気になったところをいくつか質問されます。
最後に、こちらから面接官に質問する時間が与えられて終わりです。
僕の場合は面接官2人に対して学生が2人で、30分程で終わりました。
健康診断・適性検査
選考に、健康診断や適性検査があるって珍しいですよね。
これらが意味することとは、
お客様の命を預かる乗務員として、あなたを採用できるかということ。
考えてみてください。
健康状態に問題がある人、乗務員としての適性に欠けている人が担当する
電車に乗りたいですか?
安心して乗れますか?
エントリーシートの添削を受けたり、面接練習をするのと同じように
健康には気を遣って過ごしましょう。
専門学校時代の選考時に、健康診断で落ちた人もいたようです。
また、残酷な話にはなりますが、乗務員としての適性の有無も必要です。
身体的な適性もありますが精神的な適性も同様です。
これらすべてにパスして、やっと最終選考に臨めます。
最終選考
自分を律して、応援してくれる人たちを信じて、
さまざまな壁を乗り越えてきました。
最終選考は、人事部の採用担当者だけではなく、将来自分が配属される
部署の責任者数名との面接になります。
聞かれる内容は一次面接と同様に、エントリーシートの内容についてです。
しかし、最終面接ではより深堀りされます。
それもそのはず。
あなたを採用するかどうかの最終判断だからです。
学生と同様に、面接官も緊張していますし真剣そのものです。
僕が最終面接で今でも鮮明に覚えているのは、
10年後、あなたはこの会社でどんな人生を送っていますか?
という突拍子もない質問。
見切り発車で挙手をし、まさかの僕から答えることになりました。(笑)
このような、アドリブでしか答えられない質問もされます。
きっと、想定外の出来事にも冷静に対処して最善の行動を取れるかを
試されたのかもしれません。
合否の通知
最終面接の最後に、合否についての案内があります。
結果に関わらず、〇日以内に電話かメールでお知らせしますのでお待ちください。
こう言われて、面接会場を出ます。
当時を振り返って・・・
ここからは、合格も不合格も経験した僕の実話です。
僕が今働いている会社は、大学時代に最終面接で落ちた会社です。(笑)
専門学校に入って、リベンジを果たしました。
まずは、大学時代のお話から。
就活が終わった解放感より、結果が気になってドキドキしながら毎日を過ごしていました。
期限間近になってもなかなか連絡がなく、こちらから問い合わせようかと思っていたある日の深夜、なんとなくPCのメールフォルダを更新してみました。すると、会社から1件のメールが1日前に入っていました。
そう、お祈りメールが。
多少の不安ではあったけど、根拠のない自信があった僕は頭が真っ白に。
何回読んでも僕宛で、何回読んでも不合格でした。
落ちるとは思わなかった僕は、気づいたら呼吸をすることを忘れ、
涙も出ずにただ外の街灯を見つめていました。
今でも、あの時のなんとも言い難い感情は忘れられません。
人は本当に大きなショックを受けると、呼吸することを忘れるということを学べました。
この記憶が、僕の専門時代の就活のエネルギーになったことは
容易に想像できると思います。
次に、専門時代のお話。
最終面接が終わり、大学のときと同じことを言われて帰路につきました。
このときの僕は怖いくらい落ち着いていて、大学時代に味わっていた
不安やドキドキはまったくありませんでした。
家に着き、スーツから部屋着に着替え、コーヒーを淹れた瞬間に
目線がテーブル上のスマホに。
その1秒後、非通知からの着信がありました。
電話の向こうはさっきまでお話ししていた採用担当の方。
先ほどは、面接お疲れ様でした。
緊張したと思うけど、落ち着いてよく話せていたと思うよ。
そこでなんだけど、あなたを採用したいと思ってお電話しました。
他に受けている企業もあると思うんだけど、、、
このあとも何か話した記憶はありますが、突然のことであまり覚えていません。
電話を切ったあと、半ベソかきながら両親や担任、大学時代の恩師に電話をしていたような気がします。(笑)
さいごに
同じ会社から天と地の差とも言える通達を受けた僕でしたが、
大学時代は落ちて当然だった気がします。
就活に対する考え方や姿勢が甘く、最終面接まで受けることができたのも
奇跡でした。
専門学校での2年間で、徹底的に叩き直してもらえて本当によかったです。
あのまま入社しても、そのあとに大きな挫折や困難があったでしょう。
落ちるべくして落ちた とでも言わせてください。(笑)
今回は、僕が経験した鉄道会社への選考フローをお伝えしました。
実体験や当時の気持ちを織り交ぜながら執筆しました。
臨場感やリアルな感じをお届けできていたら幸いです。
これからも、どんどん執筆していきたいと思います。
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またお会いできるのを楽しみにしております!
ありがとうございました!!
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