デンジャー縞ほっけ部
デスソースをたっっっぷりかけて赤く染まった縞ほっけ。
魚焼きグリルで、まず皮面を下に置き、身の方から焼いていく。
焼き色がついたのを確認してからひっくり返し、今度は皮面を焼き、軽く焦げ目がつけば完成。
ほっけを取り出し、皿の上に乗せる。
赤い脂がノッたほっけは、まるでマグマが吹き出ているようで、まさにデンジャー級。
俺が勝手に作った学校非公認のほっけ部は、夜の食堂でこっそり行われている。
目的は、最強の辛旨ほっけを追及するため。
普通にほっけを食べる部と勘違いした者達は「こんなの食えるか!」と言って辞めていき、俺一人だけになってしまった。
なぜだ?こんなに美味しいのに。
箸でほっけの身をほぐし、一口食べる。
激辛の海を泳いだ先に、ほっけの旨みに辿り着く。
シンプルだが、これだけでも美味い……。
「コラぁぁぁ!そこでなにしてる!」
「やっべ!」
警備員に見つかり、皿を持って急いで食堂を出た。
Oh、デンジャー。
たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
以下の記事に詳細あります。