穴の中の君に贈る
俺は空き地の穴に入れられ、女性五人に見下ろされている。
こうなった原因は、電車で向かいに座っていた女性の下着を見たからだ。
ミニスカで何回も足を組み直されたら見てしまう。
「バレないと思って見るなんてサイテー。慰謝料よこしなさい!」
女性達の顔がぼやけて見えない。
スーツの上着に入れていた眼鏡を取り出し、かけると…世界が一変した。
白、赤、青、緑、紫。
女性達のミニスカの中が丸見えだ。
色鮮やかで、虹といっていいだろう。
なぜ全員ミニスカなのか気になるが、今は堪能しようじゃないか。
「てか、これ見せパンだからね!」
なるほど。
仕事で疲れている俺に、神様が贈ってくれたご褒美に違いない。
「こいつ、笑ってる…」
女性達は俺を見て引いている。
自然と頬が緩んでいたみたいだ。
「今回は変態を引いたみたい。皆行くよ!」
女性達は俺を置いて行ってしまった。
後日知ったことだが、ミニスカシスターズという詐欺集団だったらしい。
たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
以下の記事に詳細あります。