【美容師アシスタント】どちらの先輩のいうことを聞けばいいの？
今回のお悩み相談は？
「アシスタントに入ったときに、別々のスタイリストに全くに反対のことを指導されてどちらに従えばいいかわからないんです」
先輩が2人以上いるサロンであれば
経験したことある方がほとんどではないでしょうか？
あるある過ぎるあるあるですよね。
接客にしても、技術にしても
「真反対」の事を言われてしまうこともよくある業界です。
そして、そのどちらも正解であることが多く
美容師個人を売る仕事で
お客様もそれぞれ違うし
同じモノをつくりだすわけではないので
そもそも正解なんてないんですよね。
（美容師として最低限のレベルありきで）
そんな業界だからこそ
SNSなどの公の場でも
サロン内でも
「美容師同士のディスり合い」
ということが起きてしまうんでしょうね。
そんな先輩たちのいざこざは
関係ないものとして
自分自身が「どうしたらいいの？」って
改善するにもゴールがわからない
そんな困った状況が続いては困ります。
先ずはサロンの方向性
お悩み解消で先ず考えるべきは
「そのサロンではどのようにすべきか」
ですよね。
サロンコンセプトに合っているかどうかはもちろん、サロンとして、会社としての考え方はどうなのか。
かといって
いきなり店長や社長に
「○○先輩と△△先輩と違うこと言うんですけどどっちですか！？」
と聞くのではなくて
両方の先輩の言うことと
サロンとしての方向性を自分なりに考えてみて
「自分だったらこれがいいと思う」
という考えを持つことは大切です。
それでもわからない時には
店長や社長に相談してみるのもいいでしょう。
ただ、前提として
サロンの方向性と自分の感覚が一致しないと難しいので、アシスタントの場合はこれで解決っ！というわけにもいかないかもしれません。
全ての意見を一旦受け入れてみる
「どう考えてもそれは違う」
ということは別として
「どっちなのかわからない」ことに関しては
どっちかわからない！どうしよう！
となるより
一旦受け入れてみましょう。
アシスタントならば
○○先輩の時は○○先輩のやり方で仕事する。
△△先輩の時は△△先輩のやり方で仕事する。
それぞれの個人について考えていけば
先回りして
○○先輩はきっとこうするだろうから準備しておこう
△△先輩はにはこうしてた方が仕事がスムーズだな
って感じに
受け入れるだけではなくて
さらに先を考えられるようになってきます。
様々な人を受け入れるメリットは大きい
実はこの悩みは自分の中での受け取り方さえ変えられれば
めちゃくちゃメリットばかりです。
それは
様々な技術や接客の考え方を学べるから。
正解がたくさんあっても
自分で導き出せる正解って数少ないんですよね。
自分の中の正解も
たくさんの「これは違うかな」「これはいいな」っていう事柄の中から探し出すものも多いです。
だから、
たくさんの人の
様々なモノを知れるチャンスなんですよ。
その時は
「統一してくれよ、こんがらがるやんか」って思うかもしれませんが、考え方ひとつで
「チャンス」に変わります。
とは言え結局「人」な所もある
ここで最後に確認しておいて欲しいのは
その先輩方の両方が「どっちも正しいな」と思えるかどうか。
嫌なことですが
どんな仕事、どんな場所でも
言ってる側に自覚がなくても
「意地悪で言ってくる」場合がありますから。
そんな時はまた別の話になっちゃうのでね。
別の相談で、お悩み解決いたしましょう！
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