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褒めかたのセオリー ほぼ毎日更新 15日目

おはようございます。理学療法士のたかです。

褒めるのが大切なのはみなさんご存知だと思います。

では、その褒めかたにルールを決めていますか?

せっかく褒めるなら効果的な褒めかたしたいですよね。

褒めるのが上手になって、あなたに褒められるのが嬉しくなると相手はあなたのことをどう思うでしょうか?

あなたが褒められたときに嬉しいと感じるときとあざといと感じるときがあると思います。

どんな時、嬉しいですか?

どんな時、あざといですか?

実は私たちの意識には階層があり、それぞれ与える影響が違います。

褒めるときに相手のどの階層に意識を向けさせるかがポイントになります。

良いポイントで褒めているときは「影響が非常に強い」ポイントをついているので、相手は素直に嬉しくなり、行動が強化されやすくなります。

その階層とは

影響が非常に強い=存在(自分自身) 
影響が強い=価値観(大切にしていること)
影響がやや強い=能力(できること)
影響が弱い=行動(やったこと)
影響が非常に弱い=環境(人、場所、道具など)
参考:心理学者 ジョアン・グルーセック

人を褒めるときはその人の「存在」そのものを褒めるように「さすが○○さんだね」「あなたは○○な人だ」というようにすると、意識の深いところまで影響が浸透します。

反対にネガティブなことをしたときに、「なんであなたは○○もできないの」というより、「今回はこのやり方がまずかった。次回から別のやり方をしよう」と行動や環境と紐づけると、次回からの行動をスムーズに修正することができます。

このことを意識して人を観察して声をかけると、「褒め」の効果が格段にあがります。

さらに副産物としては「褒め上手」と周囲に認知され、あなたに褒めてほしくて人が集まるようになります。

褒めるポイントを「存在」や「価値観」にするという簡単な工夫なのでぜひ試してください。

本日もご覧いただきありがとうございます。

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