昔の文豪は今のYoutuber
今や小学生のなりたい職業ランキングでも上位のYoutuber。
学校の先生には全く理解されないのでは?と思います。
そうは言っても彼らは、映像という真新しいツールでコンテンツを生み出し、エンターテイメントとして徐々に社会に受け入れられました。
時代が彼らの作品の面白さを理解するようになってきたってことです。
個人が作成した動画なんて、小学生にしかウケないような下らない内容ばかりだろうと思う人もいるかもしれません。
そんなことありませんよ。
ここ数年でYoutuberが認知されたのは、大人でも「楽しい!」、「ためになる!」と感じる動画クオリティの高さだからだと思うんです。
ネットの普及率が上がると共にテレビの視聴率が下がるのも納得です。
じゃあパソコンやスマホがなかった時代はどうだったのか?
まだカラーテレビもない頃から小説は存在していました。
数々の文豪たちが、文字というツールを使って作品を世に送り出しました。
中には、今でも読み継がれるほどの傑作もありますよね。
今なお尊敬の眼差しを向けられる彼らは、立派なクリエイターと言えます。
スタイルが文字と紙であっただけで、人々を楽しませるコンテンツを作ってきたこと自体は、Youtuberと同じ。
テクノロジーが進化すれば、エンターテイメントだって進化していくでしょうよ。
コピー技術が発達すれば漫画が盛り上がり、テレビが普及してアニメ化され、世界を熱狂させました。同時に漫画家という職業が認知されました。
そして今は、スマホとパソコン一台あればそれなりのクオリティの動画が作れます。さらにインターネットが普及し、個人が動画を発信するハードルがグッと下がりました。そんな時代なら、動画で何かを生み出すのは自然な流れかと。
小学生に人気の職業がYoutuberでもなんら不思議はありません。
もはや数年後には、クリエイターとして今よりもっと認知度が上がってるはず。
言うなら、彼らは作家や漫画家の現代版なのです。
表現方法の変化に取り残されないようにしていきたいですね。