枯れ木も都会じゃディスプレイ
ビンの中に植物とか入れてあるディスプレイがオシャレだな
〜と感じる今日この頃。
ああいうディスプレイなんて言うんですかね、分かりません。
ただ一つ言えるのは、コンクリートジャングルでの生活に慣れた僕には、緑が新鮮に映るってこと。
田んぼと雑木林だらけの実家に住んでいた頃とは価値観がだいぶ変わってしまったようです。
それにしても、流木の価格に驚きました。
確かに立派な一品だなとは思ったけど、こんなにも値が張るのか…
なんと言うか、いろんな意味で驚きました。
もちろん値段の高額さもそうですけど、住む環境によって価値観というのは全然変わってくるんだなって。
渓谷沿いの集落に住んでいるおばちゃんにとってはタダの枯れ木にしか思ってもらえない可能性が高いのに、高層ビル内に置かれることで高い評価を得られる。
いや、ディスってる訳じゃないんです。
価値観の違いを認識しないのは非常に勿体無いことなんだなって思ったのです。
だって、高く売れるから集落にも新しい収入源ができる訳だし、デザイナー達にとっては、新しい表現の仕方も生まれるわけじゃないですか。
都心部に全てが集まってるってのは行き過ぎた資本主義的な考え方で、芸術っていうのは必ずしも資本主義で成り立っているわけではないと思うんです。
僕たちは合理性を求めすぎた結果、実質何の役割も持たない置き物に魅力を感じてしまうんでしょうか。
役に立つもの、低価格なことが全てじゃないってこと流木にを教えてもらいましたとさ。
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