捻くれてるって素直ってことだよね?
どうもnoteで記事を書くのは初めてです。ta9t(たくと)です。
noteでは根拠のない主観的な独り言を綴っていこうと思います。
知見や経験などを綴った内容に関してはをご覧ください。
捻くれてるって言われると少し寂しい
「たくとって能力もあるし良い子だけどたまに捻くれてるよね」
たまに言われるんです。そして少し寂しくなります。何故かというと悪気がないからです。悪気が無いけど「捻くれてる」と言われる。
何故なのか。
そこで、捻くれてることによる課題と解決策などを自分なりに綴ってみたので、「捻くれている」と言われたことがある人の人生をよりポジティブに出来たら嬉しいです。
人を困らせているのは確かかもしれない
自分は過去の経験から、
・多くの人が気にならないことが気になる
・多くの人が面倒だと思う要望や質問をする
などの理由で捻くれていると言われるんだと思います。
相手が予期していない行動を取ってしまうから相手が困ってしまう。
人間らしく相手の気持ちを書くとするならば、
「面倒な質問をするやつだな」
「気付かなくて良いことに気付きやがって」
「え、そんなのどうでも良くない?」
って思わせてしまうんです。
「捻くれてる」で片付けてしまうのは勿体無い
例えばです。ちょっと極端な例ですが、突然見知らぬ子供が「どうして空は青いの?」って聞いてきたら次のどちらの意見を持ちますか?あなたは空が青い理由を知らない前提です。
A. なんでそんなこと気になるんだよ。知らなくても良いじゃん。
B. 確かに。なんで空は青いんだろう?気になるな。
Aを選ぶ人は、その子に対して「捻くれている」という感情を抱くでしょう。別に知らなくたって良いし、大人としてのプライドから変な怒りも湧いてくるかもしれません。
でもお気づきでしょうか?Aを選んだ人は、考えてすらいないんです。「空が青いこと」を知ったら自分に何か良いことがあるのだろうかというフェーズに行く前に「考える必要ないや」でループ文を抜け出しているんです。
Bを選んだ人も調べるという選択をするかどうか分かりません。ただ、少なくとも「何で青いんだろう」→「光の関係とかかな」→「いや、でも今もっと大事なことあるしな」など少し考えた上でループ文を抜け出す人でしょう。調べるか調べないかは関係ありません。
AとBの大きな違いは、その子の質問に対して「思考」をしているかどうかです。「捻くれている」という言葉で片付けてしまい、思考を止めてしまうのが勿体無いなという話です。
捻くれてる人は他の人より充実した人生を歩める
単純に自分の欲求や好奇心に人より素直なだけなんです。普通だったら「気にならないこと」、「どうでも良いこと」、「放置しておいた方が楽なこと」に対して気になってしまうんです。何故ならそれを知った方が自分の為になるから。
だから人が挑戦できないことに挑戦できたりして、他の人より充実した人生を歩むことができます。しかも、ある程度勝算があって様々なことに挑戦することができます。不安要素などに人より多く気づき、消化するポテンシャルがあるから。
ただ、自分の欲求の為に関係者を困らせるのは良くないですよね。
何が言いたいかというと、
「相手のメリットがないと、相手は動かない」
ということです。
出来る限り話を砕いて説明する
自分も含め、「捻くれてる人」すなわち「素直な人」は自分の欲求に素直がゆえに、伝えたいことをまとめることが苦手です。「これがしたいからこれでwin-winですよね?」と自分だけの最短ルートを通ろうとするのです。
しかし、世の中には思考をせずに答えを出してしまう人も少なくありません。ゆえに、その人たちにも伝わるように話を組み立てて言葉にする必要があります。自分の最短ルートがみんなの最短ルートとは限りません。
その時にはまず、
1. 自分が困っていること
2. 相手のメリット
をきちんと明確に相手が理解できるように伝えなければなりません。
もっと明確にいうと「◯◯してほしい」ではなく、
1. ◯◯が解決策である課題
2. 解決の先にある相手のメリット
3. ◯◯が達成される条件
4. その為に協力してほしい内容
を期限などと共に相手に伝えます。
さらに言えば、以下のことにも気をつけなければなりません。
A. 相手が分かる言葉で説明する
B. 着地点を明確にして話を組み立てる
相手は「◯◯をしたい」と言われただけでも困るんです。加えて難しい言葉を使ったら、その言葉がずっと引っかかって肝心な話を聞いてもらえずゲームオーバー。着地点が分からず寄り道ばかりしてると相手の脳内で処理しきれる範囲を超えてゲームオーバーです。
自分は目的地が分かっていても相手は分かっていません。ゆえに寄り道したら、そこが目的地だと勘違いされたりと伝えたい内容が相手の印象に残りづらくなります。
だからと言って我慢する必要はない
何かが欲しければ、それを手に入れるための合理的な手段を考えれば良いし、心や身体が疲れていたら休むために関係者を説得するための根拠を考えればいい。それが何かの課題解決に繋がるなら、何でも聞くべきだと思います。「相手が理解してくれないから」といって我慢する必要はありません。
相手に何を与えれば自分の素直な欲求を満たすことが出来るのか。
ただ、先ほど述べたように相手が理解できるように噛み砕いて話をする必要はあります。自分のことだけを考えて伝えても、相手は理解できません。難しいことですが、人間そんなうまく出来ていません。
相手のことを考えると時間と労力がかかる
相手の立場、経験、知識、感情など全てのことを考えて話すのは難しい。つまり、とても時間と労力がかかるんです。
フリーランスでエンジニアをやってる人や受注ベースの企業でエンジニアをやっている人は、このコスパの悪さに日々苦労していることかと思います。
相手のことを考えて話すということはとても大事なことです。ただ、そればかりをやっていると、それに身体が慣れてしまいスピード感を失います。
相手のことを考えて話すことのメリットとしては、多種多様な人と仕事ができることだと思います。これも生きていく上で必要なスキルだと思います。
ただ、ある程度「相手にうまく伝える能力」を得たなと思ったら、勝手に噛み砕いてくれる人たちと仕事をした方が良いと思います。その方が無駄なく自分の力を発揮出来て、スピード感のある仕事ができると思います。あくまで思いますってだけですけど。
自分の中の捻くれ者を飼い慣らそう
まあ結果として何が言いたいかと言うと、捻くれてると言われてる人はみんなすごいってことです。あなたにしか見つけられないこともたくさんあるし、あなたにしか解決できないこともたくさんあります。ただ、人の力をうまく借りるために自分の中の捻くれ者を飼い慣らそうって話です。
飼っている犬は可愛い犬としてアピールしたい、でも初めて見た犬がいきなり吠えたら怖いって思うじゃないですか。そういうことなんです。自分の中では良い要望や問いかけだと思っていても、伝え方次第では相手を怯えさせてしまったり、不信感を抱かせることに繋がってしまうんです。
ただ、良い意見を出すためには捻くれ者が必要。そこからうまく飼い慣らしてみんなが思う良い意見へと落とし込みましょう。捻くれ者を自分の中に飼っている皆さん、一緒に頑張りましょう。
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