コトトバ#03「長野県根羽村地域おこし企業人 杉山泰彦さん」

配信日時/2020年5月5日(火/祝)7:00-8:00
配信方法/YouTube Liveにて配信( https://youtu.be/gIeXAHwEfn0
ゲスト/杉山泰彦(長野県根羽村 地域おこし企業人)
モデレーター/瀧内貫(株式会社コトト 代表取締役/ミリグラム株式会社 取締役/まちの教室 ディレクター など)
アシスタント/草野エリ
サポート/小口真奈実、間藤まりの、宮坂詩織 他

==

<気になった配信について、モデレーターからのメッセージ>

4月上旬、オンライン移住相談会を開催する告知をし始めたとき、長野県内でもついに実感し始めた、社会全体が悲壮感を帯び始めた時期と重なっていたように思う。その悲壮感を背負うことなく、しなやかに未来を見据えたその軽やかな提案は、自分たちが今できる未来へのアクションであり、時代を利用する嫌な感じもない、彼らの人柄が見えるような企画だな、と感じた。
杉山さんは、自分にとって彼ら世代のベンチマーク、だ。(彼の感じ取っている感覚をこれからもウォッチし続けていきたいと思っている)本人には伝えてないけれど、杉山さんと根羽村の仕事をするために、もう一拠点持とうかと考えている時期があった。(役員会議にも諮ったことがある笑)しばらくは実現できなさそうだけど、これからのさまざまな作戦会議を含め、広い意味で未来について話したいと考えている。

移住1年備忘録——「田舎に来たからといって生きる力が伸びるわけじゃなかった」
https://note.com/isshin_life/n/n070f74261cad
大きく揺れ動く今だから考える、移住を通じた「あたらしい生き方」。夫婦による「オンライン移住相談会」やってみた
https://note.com/isshin_life/n/n1b4a11675630

==

<配信後記>

3回目ともなり、エリーとの息も合ってきたように思います。過去2回を一度聞いてみて、バランスを合わせるような話しかたをしてくれるとか、ちゃんと個別でゲストに挨拶をしているとか、コーディネートとかディレクションをしていきたいと思う人に必要な「丁寧さ」が備わってる人をちゃんと選んでいたなと自画自賛中です笑
さて、今回は地域コミュニティに入るときの作法みたいな話になりました。転校など、自分に自信がない(と話されていた)からこそのやり方であるのだけど、地域でどうポジショニングするか、働きかたをどうつくるか、示唆に富んだ話ができた気がします。誤解を恐れず言えば、自信なんてないほうがいいかもしれないとも思います。他人に慮ることや尊敬すること、自分を必要以上に大きく見せず、謙遜すること。日本が本来誇るべく人間関係のあり方を持つことが、地域だけでなく今生きていく上でとても大切なことだと、それを確認していたような気がしています。
==

<ゲストプロフィール>

杉山泰彦
長野県根羽村 地域おこし企業人/1991年生まれ。新卒で株式会社CRAZYに入社し立ち上げ期の採用やマーケティングを担当。2017年2月より新規事業として株式会社WHEREに参画。地域のプロモーションや移住定住サポート事業で20地域の案件実施を経て、2018年12月より長野県根羽村に夫婦で移住。現在は総務省の地域おこし企業人制度にて役場に従事しながら、村全体のPR・戦略立案・事業立ち上げ・関係人口創出を行い、地域の豊かさが持続するための基盤づくりを行なっている。地域の生き方×教育を通じたこれからの時代の人づくりに興味あり。SDGsカードゲーム「X」公認ファシリテーター、森林Beingモードアドバイザー認定取得。

<モデレータープロフィール>

瀧内貫
1978年大阪生まれ長野育ち。デザイナー。企画家。
地域に根ざし、さまざまな事業やプロジェクトの伴走者として、各種広告やウェブサイトなどのデザインディレクションを手がけるほか、地域課題を整理、解決するための活動やプロジェクトに携わるなど、グラフィックデザインや空間デザイン、プロジェクトマネジメント、コミュニティデザインとその周辺を専門領域としている。多様なコミュニケーションや、プロジェクト企画などを組み合わせた立体編集、ディレクションを得意とする。
主な活動として、株式会社コトト 代表取締役、ミリグラム株式会社 取締役、まちの教室 ディレクターなど。
その他の経歴などは、プロフィールサイト( http://ta9chi.jp/ )より。

いいなと思ったら応援しよう!