21年4/8 小説📖パロディ「痔滅の刃」No.144 第四章33 🔴話の盛りすぎ
⬜⬜森の市松⑲
⬜私は神様だった5⃣
<炭痔郎>
足だけの軽い怪我で済んで良かったなあ、市松。
<森の市松>
へえ、・・・・・・・
あっし(足)としたことが、全く情けねえことで。
【あっし】私。いなせな言い方で使用。
<炭痔郎>
でもなんで、地獄坂から・・・
大八車が転げて来たんだろう?
<森の市松>
そのことを考えてたんだけどね。
地獄坂を大八車が寅のように襲ってきたから、
犯人はきっと渥美清だと思うんだ。
<禰痔子>
市松のバ~カ。
車寅次郎って言いたいんだろう!
飲み過ぎてて避けられなかったのが原因だよ。
酒に飲まれてたんだよ!
<森の市松>
ちょっと待てよ・・・・・
俺は酔っぱらって・・・・・
坂本龍馬になってたから・・・
【坂本龍馬】(さかもとりょうま)近江屋で暗殺されるが、犯行は新選組等複数説あり。
俺を襲ったのは新選組に違いない
<禰痔子>
バ~カ!
話の盛りすぎだよ、市松。
<渋沢栄痔>
市松さん、車輪の下敷きになって怪我をしたんだから、
「車輪の下に」という小説でもゆっくり読んでみたら良いですよ。
【車輪の下に】ヘルマンヘッセの作品。
痔(次)号に続く