21年6/29 河村氏VS林氏 衆院山口3区 「陣取り合戦」が白熱 🟥まるでヤクザ
衆院山口3区(定数1)は河村元官房長官、林元文部科学相が参院ということで、これ迄は住み分けがなされていた。
しかし将来の首相を目指す林氏は、衆院からの鞍替えを目指し着々と侵略を始めていた。
疾(はや)きこと 風の如く
徐(しず)かなること 林の如く
侵掠(しんりゃく)すること 火の如く
昨年の10月に次期衆院選に向けて宇部市で開いた総決起大会には、自民党の二階俊博幹事長がまるでヤクザの集団のように、派閥の国会議員20人を引き連れて宇部市の河村氏の決起集会に駆けつけた。
売られた喧嘩という言葉がある。挑んでくるなら受けて立たざるを得ない。党に弓を引くことになり、除名になる。政治行動の全てをなげうち、挑戦を受けて立つ。二階氏は壇上でにらみを利かせ、林氏の動きをけん制した。
「仁義なき戦い」、山口戦争勃発!
以下の言葉は、「仁義なき戦い」その他「任侠映画」のセリフの一部。
両陣営の戦いの際の言葉として置き換えても、何ら違和感はない。
【林氏】
男が世に立つ以上は、人の風下に立ったらいけん。
一度舐められたら、終生取り返しがつかんのが永田町いうもんよ、のう。
ましてや国会議員ならなおさらじゃ。
時には命を張ってでもという性根がなけりゃあ、親分と言われるような男にはなれんわね。
狙いは、日本の頂点。
こんな大勝負(バクチ)、林だから打てるんや!
行くなと言われて、なお行きたがる。
任侠気質は止められませぬ。
どこへ⁉ と聞くだけヤボな殴り込み。
【河村氏】
そんなの言いざまじゃ、まるで喧嘩を売っとるようなもんで。
なめたらいかんぜよ。
【林氏】
かっこつけにゃぁ、ならんですけん。
【河村氏】
わしらの云うとおりにしとってくりゃ、わしらも黙ってこのままあんたを参院で担ぐがのう、林さん。
喧嘩は人気がなんぼあっても勝てんのですよ!
【林氏】
何もかも捨てる気でここへ来た!
あんたら覚悟しいや。
【河村氏】
山口の喧嘩いううたら、取るか取られるかの二つしかありゃあせんのじゃ。
山口3区に、ヤクザは2つもいりゃあせんのじゃ。
【林氏】
そんな昔のこと誰が知るかい。
二階の下におって、仁義もクソもあるかい。
現実いうもんはのおのれの支配せんことにゃ、どうにもならんものよ。
【河村氏】
極道の頂点、そこは地獄か極楽か。
二階のおじきも「あんたを負け犬にはさせん」言うてくれととるけんのう。
【林氏】
盃は返しますけん、今後以後わしを自民党組のものと思わんでつかい。
【河村氏】
盃がないけん、これで腕切って血すすらんかい。
【林氏】
受けられますかのう? 林のドス。
【河村氏】
あんたらも飯食えんような身体になってもらいますけん。
岸田にも火傷させたれいや。
【林氏】
地獄か極楽かどっちでも、河村さんの望み次第じゃけん。
林が道案内をつとめますけんのう。
最後じゃけん、云うとったるよ。
狙われるもんより、狙うもんの方が強いんじゃ。
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