21年10/2 河野太郎氏、“冷遇”の広報本部長→後方の広報本部長
広報本部長と言えば党のスポークスマンのように聞こえるが、党の発表や会見はこれまで二階俊博・幹事長や野田聖子・幹事長代行らが行なっており、広報本部長が表に立つ機会は少ない。河野さんの前任者が有村治子さんであることを知っている方がどれだけいるでしょうか。
つまり「広報本部長」ではなく・・・
🟥後方の広報本部長
政治家として生死を掛けた自民党総裁選、だからこそ勝者が敗者を“冷遇”するのは必定のことなのでしょう。
筆者はこの人事を見て『空飛ぶ広報室』を思い出しました。
『空飛ぶ広報室』は有川浩の小説で、2013年にTBSテレビでドラマ放送されました。不慮の事故でパイロット資格を失った主人公が、航空自衛隊の広報室へ転属されながらも広報官として成長していく様子を描いた物語です。
主人公・河野太郎は人気が高く将来を嘱望(しょくぼう)されていが・・・
総裁選出馬に意欲をみせ、麻生太郎が難色を示し・・・
「今回でいいのか、短命で終わるぞ」との忠告も耳にせず・・・
「河野がんばります!」と・・・
元気に飛び降りたのはいいけれど・・・
日本を沈没させる前に、河野太郎本人が沈没・・・
今回の負け戦の事故で総裁選チャレンジという資格を失った主人公・河野太郎は広報室に転属し、後方で「広報本部長」として仕事をするわけですが、『空飛ぶ広報室』のドラマのように彼は成長していくのでしようか・・・
あ・・・、間違えてました!
『空飛ぶ広報室』(そらとぶこうほうしつ)ではなく・・・