2024.MY BRST MUSIC.TOP10

毎年恒例(?)の、2024年個人的ベストソングランキングを。
前年までは別ブログでやってましたが、やっぱりnoteが描きやすくて便利だなぁと。結局noteに戻ってきてしまった。

世間のバズりとか、このアーティストはこの曲が人気あったよ!とか楽曲の背景とか正直あまり分からず、結局毎年似たラインナップになってしまい、音楽知識も楽器知識も語彙力もない書き殴りになっていると思いますが、この人こういう曲が好きなんだなーって思ってもらえれば幸いです。
そしてぜひ聴いてみて下さい、間違いなく全曲名曲なので。

今回もアーティスト被りなしで行きます!
基本偏ってるのでこれが地味に難しいのですが…。

2024.MY BRST MUSIC.TOP10

10位:ヒトリエ『さくらのいつか』

(2024年6月5日 シングル「オン・ザ・フロントライン/センスレス・ワンダー[ReREC]」収録)

常に人よりブームが来るのが遅いことで有名(?)な人間ですが、今年のマイブームバンドの1つであるヒトリエ。
この曲が世にでてきたキッカケは何となく知ったものの、最近好きになった自分がそれについては語ることはせず。シンプルに楽曲が好みで。
美しく切ないメロディ展開と、シノダさんのところどころの力強いボーカルが絶妙にマッチして刺さる。
胸が締め付けられそうになる後半への流れからのあのアウトローが優勝。
この曲をライブで聴きたいかと言われたら正直複雑で何とも言えない、だけど今年ライブに初めて足を運べるのが楽しみ。

9位:マカロニえんぴつ『忘レナ唄』

(2024年4月20日 配信シングル「忘レナ唄」収録)

約2週間前に初めて知った曲をここに持ってくるのは如何なものかというのはさておき。キッカケは某バンドのライブの転換中に流れて、好きな感じの曲調!と思ってソッコーでShazam起動して。
アニメタイアップらしい爽やかでポップな曲。個人的にマカえんは落ち着いた曲のイメージが強かったけど、はっとりさんの声ってアップテンポも合うんだな!って気づいた。
前向きなメッセージでありつつ、挫折を知ってて少し立ち止まってるところもあるのが印象的。こういうのが大人には刺さります…涙。

8位:Nothing's Carved In Stone『Freedom』

(2024年4月28日 配信シングル「Freedom」収録)

今年リリースされた曲がどれも良かったけど、最終的に一番好きになったのがこの曲。
相変わらず演奏や曲展開にワクワクさせられるのがナッシングスらしいけど、それに加えてサビの後半に少し懐かしさを感じさせられるというか、メロディ面が特に好み。
前向きな歌詞にもめちゃくちゃ元気をもらえる、これはDear Futureも然り。これらの曲が入ってる2024年にリリースされたアルバムも本当に満足度が高かった。

7位:クリープハイプ『あと5秒』

(2024年7月10日 配信シングル「あと5秒」収録)

対バンで久々にライブ見るために一通り予習をしていたら、直近でリリースされたシングルもアルバムも好みな曲が多くて。迷ったけどこの曲がシンプルに好みすぎた。
失恋しました!じゃなく、終わりにじわじわ近づいていく状況が描かれててめちゃくちゃしんどい(褒めてる)、後から思い出して苦しくなるのってこういうのだよね、な情景が絶妙に描かれていて。
温かい曲調と尾崎さんの優しい歌声がむしろグサグサ刺してくる、最強の古傷えぐりソングです(?)。

6位:SIX LOUNGE『言葉にせずとも』

(2024年10月4日 配信シングル「言葉にせずとも」収録)

こちらも今年のマイブームバンドの1つ、むしろ今一番熱いぐらいかも。なんでもっと早く知らなかったんだろう。だけど九州在住のバンドなのが救われる、2025年もうライブ確定しました(当落はまだですね)。
ラウンジも候補曲が多かった。『ふたりでこのまま』にしてたらどうやら昔の再録だと本日知り(涙)、『ダーリン・ダーリン』の方が再生数多いんだけど、歌詞含めて今はこの曲だな!と思って。
SNSが普及して語彙力や言語化を求められてしまう時代だからこその、"言葉にせずとも/君のやさしさ気付いてるよ"と歌ってくれる、言葉が足りず誤解されるタイプの自分のような人間には最強の応援歌になってる。
勢いのある曲調も好き、サビのの入り方が特にかっこよすぎてズルい。

5位:THE YELLOW MONKEY『Kozu』

(2024年10月9日 映像作品+アルバム「Sparkle X -Complete Box-」収録)

説明が難しいのだけど、実際は東京ドーム公演の映像作品付属。なのだけど、アルバム『Sparkle X』自体は少し前にリリースされてて、そこにはこの曲は収録されていなかった。Complete BoxはSparkle Xの完全版として登場。
Kozuは実は本編でボツになった曲らしい。世の中にドカンと出回らないのは勿体ないぐらいの曲なのだけど、いちファンとしては、確かにSparkle Xの世界観とはちょっと合わないようにも思える。
落ち着いて優しくてちょっと寂しさがある、私結局そういう曲が好みでして。加えて苦悩を吐き出したような歌詞、でも悲しいだけじゃなく光を見据える結末、聴いてるだけで自然と涙が出てくる。
アルバムではボツになったものの、アルバムツアーのアンコール1曲目というある意味一番重要なポジションに来て一気に救われた。

4位:UNISON SQUARE GARDEN『アナザーワールドエンド』

(2024年7月24日 アルバム「SUB MACHINE, BEST MACHINE」収録)

2024年はユニゾンのライブに7年ぶりに参戦したのがきっかけで自分の中でリバイバルヒットが起こった(曲は時々聴いてて別に避けてたわけじゃなく何故かライブに足を運んでいなかった)。
この曲は20周年記念として作られた曲と聞いてて。前述により私はユニゾンの20年間をそこまで通ってきてない。だけどこの曲を聴いたら不思議と伝わってくる。そしてとても愛情にあふれた素敵な20年間だったんだなぁって。
斎藤さんの歌声って涙腺にくるんだけど、この曲はメロディの美しさも合わさってますますやばい。
才能あって努力家な人に向かって言うことじゃないかもしれないけど、個人的に田淵さんの歌詞から見える人間性に共感しまくってて、同じ人種かもしれない…とか意味不明なこと考えてるんだけど、彼の持つ他者への愛情と距離感のバランスが良く描かれてると感じた。永遠に一緒さなんてよくわからないことは言わないところにニッコリしてしまう。

3位:9mm Parabellum Bullet『叫び -The Freedom You Need-』

(2024年10月23日 アルバム『YOU NEED FREEDOM TO BE YOU』収録)

ニューアルバムのリード曲。
9mmって音楽的に進化しつつも、世界観とか強烈な個性とか大事なとこは変わってない。
サビへの盛り上げ方も、独特なメロディにドカーンと雷が落ちたようなトキメキも、こんなワクワクさせられることを潔く派手にやってくれる9mmはずっと優勝。
この企画ずっと前からやって、もうどこに行ったか分からない旧ブログ時代だけど、2013年に『Scarlet Shoes』を上位に持ってきたときも"トキメキ"ってワードを使ってた記憶あって。音楽を好きになるって恋に似た感覚なので、この気持ちが大事だと思ってて。
1番と2番でサビに入る瞬間の展開が少し変わる(1番は短いイントロが入るが2番はサクッと進む)ところも優勝。
曲ばかり褒めてるけど、歌詞があまりにも刺さってしまって。ライブで聴いて泣きながら飛ぶほどに。"生きることは戦い"という自分の人生のテーマのワードが入ってるのがアツすぎるし、そのうえで"自由とは"とか"人の心"を忘れてはいけない、そんな現代人全員聞いてほしいメッセージが入ってるように思える。

2位:back number『新しい恋人達に』

(2024年7月15日 配信シングル「新しい恋人達に」収録)

月9タイアップだしラブソングバンドだしこの曲タイトルだし…と思ってふたを開けたら、"世代交代"、"理想と現実"、"肩書と本心"、…など、人生の残酷なところを描かれていて衝撃を受けたと同時に、それがずっと見てきたback numberらしいなとも思って。
残酷だけどそれが人生そのもので、だからって潔くあきらめるでもなく、結局もがきながら悩みながら生きていく。20代の頃の自分が聴いたら正直刺さってなかったかもしれない。そういう意味ではどんな立場であれど全30歳以上の大人(個人的30歳になって初めて"大人"を迎えると思ってる)が聴いてほしい。
先日行ったライブでの依与吏さんの"誰の人生だ"の連呼が刺さりすぎてますます好きになったのもあって。ライブ映像こそ全人類に公開してほしい。
そしてback numberって本当にメロディーメーカーだなぁと思う。この曲もそう、だけど決してありがちではなく、確実に聴き手の気持ちを揺さぶられる展開になってて。
もはや人生の集大成の曲みたいになってて、これからこのバンドはどうするのだろうかぐらいの怖さが正直あった。いや、彼らのことだからまた塗り替えるのだろうけど。

1位:a flood of circle『冬の終わり、マウンテンデュー、一瞬について』

(2024年3月13日 EP「CANDLE SONGS」収録)

フラッドを知った年からずっと3年連続フラッドがこの位置になってて!はい!またですか!状態なのだけど、
2023年に選んだ『GOOD LUCK MY FRIEND』なんてこの1年で更に好きになって現時点で最推しになってるし、今回は『キャンドルソング』『Eine Kleine Nachtmusik』あたりも入れたかったぐらいにきっと今の自分に今のフラッドの曲が刺さってるんだろう、なんだよね。
そのうえで、冬の終わり~を最初に聴いたのは3月頭のライブで、あの瞬間から「これは今年の1番だ」って確信するレベルだった。私の中の"5年に1度レベルに刺さる曲"がいきなりやってきた。
いわゆるロッカバラード、シリアスみが強く"冬の終わり"といいながら真冬を連想させられる空気感がまず好きで。
"触りたいんです"、"奪いたいんです"、"ビビりながら告白するよ"…と恋愛の曲だと連想させられるワードを出しつつ、実際は、"君"イコール音楽、バンドとしての"夢"のことを言ってるのではないかな、予想でしかないんだけど。
決して容易くはない、特に切なく苦しく、ある日すべてがわからなくなったり、決してスマートにかっこよくいかずに追いかけ続ける…その気持ちが絶妙に表現されてて、痛すぎるぐらい胸を刺してくる。
この主人公の"夢が届くその日"を見届けたくなった。
大サビの曲展開がちょっと違う展開で、どこか(良い意味で)中途半端さがまたこの曲の良さを表現しているようにも思えた。
このEPのタイトルツアー以降でライブではまったく披露されなくなったのはさみしいと思いつつ、本当に大事な公演で大事に披露される曲になってほしいなとも思ってる。

そんな自分にとっての大好きで大事すぎる10曲語りでした。

ここまで見てくださってありがとうございます。
今年もこれだ!って思う曲にたくさん出会えますように。
フラッド3冠をどのアーティストが超えるのか、それとも超えないのか…も自分の中で楽しみです(笑)。

いいなと思ったら応援しよう!