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養殖カーボン作戦!焦げたパイプをカーボンの削りカスで修復してみる。
オークションで激闘の末に購入することのできたピーターソンのシステムスタンダート314
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赤黒いサンドブラスト仕上げとメッキではなくちゃんと銀巻きなところに一目惚れした。
サイズ感も小さすぎずちょうどいい。
しかし….
ボウルの中を覗いてみると何やらそこの方にパテで埋めた後が…
どうやら前の持ち主が焦がしてしまったので、パテで修復したようだ。
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愛用しようと思っていたのでこれはショック。
このままでも吸えないことはないが、耐熱性に不安があるので、一工夫施していく。
今回やる方法は中間煙道のパイプやコーンパイプなどの底を葉巻の灰をエタノールで練ったもので埋める方法の発展系だ。
上記の方法だと使っているうちに灰の未燃焼の部分が燃えてポロっと取れてしまうことも多い…
取れるたびに埋める作業をやるのは面倒なので、永久的に効果が期待できる方法を考えた。その名も養殖カーボン作戦!
葉巻の灰の代わりに他のパイプのすでに燃やし尽くされて安定したカーボンを削り、それをボウル内部の焦げた部分の窪みに盛り付ける。
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窪んだ部分にカーボンの粉を乗せたらそこにエタノール(お酒でも良い)をスポイトでかける。
カーボンは灰とタールの塊なので、溶けたタールが接着剤の役割を果たしてくれる。定着しにくい場合はハチミツなどを塗っても良さそうだ。
2日ほど乾燥させたものがこちら。
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ある程度固まったが、少しひび割れが見える。まだ側面のカーボンほど頑丈ではないので、しっかり乾燥させてから着香煙草を吸って天然のカーボンで固定するのが良いだろう。
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今のところは問題ないので、今後養殖したカーボンの部分が取れなければ成功だろう。