君は蒼天航路を知っているか?
君は知っているか・・・業界に大影響を与えた「蒼天航路」を・・・
蒼天航路とは?
週刊モーニングで連載されていた三國志マンガである。
この作品は「ネオ三國志」として宣伝され、この作品の影響は様々なところに与えてしまったことである。
私も全巻持っている。
中身についてさらっと
今までの三國志といえば横山光輝「三國志」を中心とした「主役は劉備及び蜀、曹操は悪役である」というのが流れであった。いうならば三國志演義である。
しかし、この作品は「今まで悪役と言われてきた人物は本当に悪なのだろうか?」という点に立ち、正史をベースに曹操を主役として描いた一大スペクタクル作品だ。
・・・この作品のおかげで、正史も読まれるようになってKOEIの三國志シリーズの魏将の能力値が上がったとかまで言われている。
この作品、群像劇のため一応全体の主役は「曹孟徳(曹操)」なのだが、話によっては中心になる人物がいる。それでも、この作品には「3人」主役級がいる。
①曹操(曹孟徳) 乱世の奸雄と言われた男。人に興味ある男。
乱世の奸雄ではあるが、その後も残り続ける男。
②劉備(劉玄徳) 大徳。人が押し寄せる男。
物語として後世に残り続ける。
③関羽(関雲長) 劉備の義兄弟にして乱世が育ててきた途轍もない武。
後の世では神として残り続ける。
・・・最終巻あたりは完全に主役。
何気に「天・地・人」表していて面白い。
名言の数々
「ならばよし!」「おお!快なり!!」
「兵卒の夏侯惇です」「呂布を殺してくんなー!!」
「俺は賈詡だ!出自は天下だ!!」
などもう癖の強い名言がずらりです。
実はもっといい発言は隠してありますが・・・はい。
次回予告
今度は、「蒼天航路で日の目が当たった武将たち」を紹介します。
あいつやこいつ、そいつも出てきます。