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嘘偽りのないいつだかの日常。

なんだか妄想ランデヴーみたいなことを垂れ流している、変な人もいるのでここで現役の教員である私から「1日どのように過ごしているか(過去の話なのでいたかになります)」を書いてみようと思います。
実は、現在は家族の事情で実家に戻っているのですが、初任から5年間は一人暮らしをしていたのです。
ということで、4年目の2年生時の私のとある1日を垣間見ましょうか。
これで現在の小学校教員のリアルが見えるはず。

5時    起床⇒洗濯
5時半   朝ごはんの用意、仕度や朝の準備
(たまに風呂入らず寝たときは、ここで風呂In)
6時10分 朝ごはんいただきます。
7時    家を出る、ゴミ捨ても忘れない
7時10分 学校着(家が近かった)
いつもスーツ出勤だったので着替える
⇒この時間に本日の予定を確認しつつ、教室に向かい教室整備
7時30分 校庭のライン引き、体育主任含め若手がやる
7時50分 子供が登校してくるので、教室で出迎える
⇒この時声をかけたり話したり、表情や声音で子供たちの感情を読み取る。
 私のクラスの子は基本あちらから話してくれることは多かったが・・・。
8時20分 朝の時間開始、基本漢字練習や漢字テスト
⇒漢字練習はドリルで多くやっても3つまで。
8時45分 1時間目開始

※休み時間が計3回、2回が10分、1回は20分。 

12時35分 4時間目終了⇒給食準備
12時45分 いただきます⇒減らす人を呼び私がやる
13時05分 ごちそうさま、前でチェック
13時10分 昼休み、給食ワゴンなどの片づけがあるのでチェック
⇒委員会が給食委員会のため、この際委員会の仕事チェック
13時35分 掃除開始、箒持って掃除しつつ、担当場所チェック
13時55分 5時間目開始
14時50分 さようなら、玄関まで行き見送る
15時00分 大体最後の子供が出る。
15時10分~40分頃 学年主任と進度確認や授業内容、評価確認
⇒準備しなくてはいけないものは見に行ったり、注文したりする。
 後は使うプリントやワークシートの作成や準備、印刷や確認とか
15時50分頃~
高学年児童も下校、ちょっと休憩もしながら色々やる
(この当時やっていた仕事羅列)
・分掌仕事 市教研に関する文章作成や連絡 ワークシート作成や過去のデータからプリント作成 テスト、プリント丸付け ノートやプリントチェック 点数入力 成績及び評価をつける(図工の場合は教室に向かいチェック) 委員会で使うものの作成 保護者への連絡(特に怪我関係はもっと早めに、繋がらなくても着信は残す) 部会開催 etcetc

19時30分 退勤
20時10分 帰宅、途中スーパーに寄って飯買ったよ
⇒テレビつけながらご飯を食べる
21時00分~ この時間に教材研究や資料や情報集め。
⇒テレビやPCを駆使しながら最新の情報も集める。
23時00分頃 お風呂に入ろう
0時30分   おやすみなさい。

いかがでしょうか。
ちなみに注が必要になるので、ここで書いておきます。
※休み時間は基本私は教卓の所で丸付けしてました。
ここなら、教室全体も見渡せていいんです。
宿題の丸付けなので、そこまで苦労しませんから寄ってくる子供と話をしながら、構いながらの作業。
時には指導を入れます。保護者からの連絡帳の対応もします。他が関わっている際には、休み時間に他クラスの担任と話をして昼休みに集めるとか色々やります。
業間(長い休み時間)は子供と遊ぶこともありました。でも委員会の仕事や、指導が入ると行けませんでした。
授業がつぶれる!なんてことも結構ありました。特に、隣のクラスとの休み時間でのいざこざは早めの解決が必要なので、クラスにやりやすいことを指示して話を聞いて解決をする、などです。

私の給食は基本5分前後です。宿題のチェックが終わっていない場合はここでやります。低学年なんで色々見ていないと危ないので、おかわりの時間を設定し、時間になったら食缶の所にいるようにします。余り過ぎてたら、最初に配るなどもしていました。実は教員がどのように給食について関与するかで、残食率が変わるのです。うちは結構残らない方でした。

放課後の作業はとにかくマルチタスク。保護者からの連絡帳で、自分だけでは解決できない場合や何かあった時は学年主任や教頭、校長との情報共有や報告をし、場合によっては指示・助言をもらうなどしています。連絡に関しては、17時過ぎの連絡が多かったです。まあ、言わずもがなその理由はわかると思います。
後、ブロックでの話し合いもあります。1年生と2年生は一緒に動くことが多かったのです。

プリントやテストの丸付け+成績入力評価を入れると大体1つに関して45分~1時間はかかります、漢字テストは25分くらい?

2年生が他の学年と違うことNo1は
「実は担任の担当時間数は、全学年でトップクラス」です。
大体の3年生から音楽や書写が専科の先生に任せられますし、高学年になればさらに理科や家庭科などその年によっては違いますが、出せるのです。
でも、2年生は全部の時間自分でやる、しかも全日程5時間!
実は一番担任の授業数は多いのですよ・・・。

これを見てわかるでしょう、こんな感じです。
むしろこれは軽い日です。
重い日はもっとすごいです、朝から走り回ってます。
給食主任はあまり重い分掌ではないのでそこまでではないですが、体育主任や生徒指導主任なんかは出張も多く更に大変です。
中学年以上だと、専科の先生との相談もありますしね。加えて行事があればなおさら大変。
アナログな部分が求められることが多いので、やはり大変なんですよね。
まあ、働き方改革で帰る時間を17時!とかいう日がありましたが、何が起きるかわかりますね?私はそういう時もう割り切って自炊の日でしたが。
皆大変なら、大変自慢大会じゃなくて、楽にやっていきたいですよね。
まあ、かかわる人々みな人間ということは忘れないでいただきたい。


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