第二回 DS検定(リテラシーレベル)を受験してみた感想(初学者向け)

2022/6/26 に第二回DS検定(リテラシーレベル)を受験してきました。

この記事は、自分の学習用記録として執筆したものです。

受験した経緯や理由などはここでは述べません。
どのような学習を行い、受験して感じたことなどを述べようかなと思います。
DS検定(リテラシーレベル)に関してご存じない方は公式サイトを参考にして下さい。

まず私の学習前のバックボーンとしまして、数理統計の知識は微分?何だったけ?機械学習やSQLは大学で勉強したけどあーなんかやったな程度です。
SQLやDBの概念は覚えてましたが、機械学習は一応単位取得できたけど。。
ということで、完全な初学者ではないけど。。
ちょっと知ってるよ、なんか聞いたことあるねの程度です。

では、本題に入ります。試験は3つのジャンルから出題されます。
公式サイトを参照して頂ければわかりますが、データサイエンス力、データエンジニア力、ビジネス力の3つです。

1. データサイエンス力

数理統計、機械学習、統計学などの知識が求められます。
数理統計は、微分、偏微分、条件付確率や順列、ベクトル、行列などの理解が必要です。
といっても問題集では、特別難しい式が例題で出ていたわけではないので基本を理解できれば問題ないのか?と感じました。
機械学習に関しては、専門的な知識や関数が求められます。
初めて学習する人は最初なんのこっちゃ?ってなるかもしれませんが動画や問題集を解いていく内に理解ができると思います。

2. データエンジニア力

SQLやデータベースの概念(正規化やデータ構造)などの知識が問われますが、これも動画で学習すれば問題ないと思います。
公式の動画ではとても分かりやすく説明されているのでとてもいいなと感じました。

3.ビジネス力

セキュリティ関係や法務関連、個人情報保護法などの知識が問われます
公式動画で学習し問題集を解けば問題ないと思います。

では次に具体的な学習方法ですが、学習期間は約1か月程学習しましたが力を入れて学習したのは2週間ほどです。
まず最初は、公式の動画(You tube限定動画)でどのような知識が求められるのか、ざっくりと概要を把握したかったので動画を見ました。
動画は結構長く1周するのに1.25倍速再生で12時間ほど掛かりました。

動画は公式サイトから登録することで、登録したメールアドレスにリンク先が送付されてきます。
自分の場合はとりあえず、無料講座を受講しました。

動画でなんとなく全体像が見えてきたら、公式リファレンスブックを読みながら不明点はググったり、Youtubeで学習しました。

数学の知識で勉強になったチャンネルを載せておきます。
下記は一例ですが、検索してご自身にあった動画を探せばいいと思います。

動画で理解できたら、下記サイトで例文を解いてみて理解を深めました。

自分の場合は数学の知識が足りないかな?って感じましたので理解できるまで時間を費やしました。

機械学習や統計学の知識に関しても同様で、公式動画を見て不明点などは
youtubeやググって学習しました。

データエンジニア力に関しては、公式の動画で理解できたら問題集を解く感じで問題ないと思います。
自分の場合は公式アプリで通勤時間や休憩時間などで学習し、帰宅してからは問題集を解きました。

問題を解きつつ不明点などは問題集の解説を見て理解する。
この学習方法で費やした時間は30時間程

アプリや問題集のリンクを貼りましたが、公式サイトに色々な情報が載っていますので公式サイトを一度眺めるのをおすすめします。

試験での私のテスト結果ですが。。。
DS -> 正答率57%
DE -> 正答率68%
BIZ -> 正答率80%
でした。試験後何気なくTwitterで検索してみましたら。。
正答率80%超えが結構いましたね。

合格率自体は60% 位らしいですが、そもそも受験者がエンジニアですとか
この領域の知識人ですとかが合格者ですので、初学者にとってこの資格は決して簡単な試験ではないんだと、改めて実感致しました。

試験前日に上記問題集の黒本の模擬試験があるのですがその結果では、71/90問 の正答率でした。

本試験では、見たことない単語や問題がありましたので模擬試験で9割近くの正答率でないと、本番ではちょっと厳しいのかなと思いました。

あと感じたのは、数式を解く問題はそこまで出題されませんでしたね。
どちらかというと、統計や機械学習領域への理解を求める問題が多かったような気がします。

最後にTwitterで色々見ているうちに下記の記事を投稿している方がおりました。試験や学習に関して分析しており、とても参考になりましたのでシェアしたいと思います。

【初学者目線のまとめ】

・初学者に対してこの試験は簡単ではない。

・Twitterやブログなどで学習時間30時間ほどで合格している人たちは、もともとこの領域の知見者なので、合格率や学習時間は参考にならない。

・試験結果はすぐわかるので、ある程度合格ラインに到達しているのかはわかる。

・公式の動画(12時間)、公式リファレンス+問題集(30時間)で7割付近まで点数を稼げることはできる。

・問題は8割以上の点数の確保
(公式の合格ラインは8割以上と明記されています)

次回は9月頃の開催予定でしょうか?
また受験したいと考えておりますが、今回の経験を活かし準備も万全にして挑みたいと思います。


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