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21.漆塗り 紫色神社のお神輿

宮城県の松島で、伊達政宗公の長女、五郎八姫様の御霊廟(天麟院)再建漆塗りをしていた頃の話しです。

御霊廟が大分完成に近付いて来た頃に隣の高城町にある、紫神社のお神輿修復依頼が入りました。

松島の障害者施設の方々がお手伝いに来られましたが、やはり漆かぶれにやられてしまい、最後は漆の先生と松島在住男性と私の三人になってしまいました。

漆かぶれする私は、二重三重の重装備をして目だけ出した状態で、真夏の作業でもあり痒みと暑さと戦いました。

お神輿の屋根と本体、土台を分割して塗り直しました。

工程が沢山あり、大変な作業で、削っては塗り、の繰り返しでした。

これはひっくり返した写真で朱うるしを塗っている段階です。

紫神社と、天麟院を行ったり来たりしながら作業を進めました。

歴史的に古い価値ある建造物などの修復に携わる事ができたのが何よりやり甲斐に繋がり、この体験ができた事を奇跡的だと、感じています。感謝以外ありませんでした。

紫神社の本殿は長い階段を登った上にあります。

しかし、忙しくて、毎日階段の下から参拝し、作業していました。

お神輿が完成した頃初めて本殿に登り参拝させていただきました。

その時初めて、紫神社は古~い時代からあり、源義経が戦勝祈願に訪れて参拝したと知りました。

えー?源義経かー。何か不思議!

それが私の感想でした。

あれから、早5~6年近く経たった今、源義経との過去世の繋がりが分かってきているのですから、人生は本当に不思議なお導きでできているのだなぁ、と思います。

源義経との繋がりについては、16番目の投稿で書きましたのでご覧下さい。

また、白鳥了氏の投稿にも書かれていますのでお読み下さい!

そこに出てくる仮称ヒムカさんが最近会った方の過去世が伊達政宗公で、その前は源義経だったらしいのです。

その内、その方とお会いできたらまた新しい事が分かりそうで楽しみです!


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