指数関数的増加を直視しよう
怖い可能性に目をつむるのではなく、対応方法を考えるためにしっかり見る、予測する。データはそのためにあるのかも知れません。
ということで、オミクロンによる第6波の現状。
よく見るグラフは上。片対数にすると同じグラフでも下のようになります。
問題は、最近の増加傾向。次は11月22日からのグラフです。
最近急に増えたように見えますが、片対数グラフで見ると様相が違います。(だからだいぶ前から警告していた人たちがいる)
実はじわりじわりと増えていたことがわかります。しかし12月中は、増加の傾向が大きく変わっていないようです。しかし年明け頃から増加傾向が変わってしまったように見えます。
この直近の部分に直線を当てはめると、こんな感じでしょうか。
直近でもっとフィットさせると、直線の傾斜がもっと大きくなって、さらに怖い値になってしまうので、この程度にしました。
これを通常の軸に戻すと、直線は指数関数になります。
今後、この傾向が少しでもおさまってくれないと、1日1万人どころか1日10万人という日が1月中に来ても不思議はない、という予測になります。8月のピークの4倍以上。(少し前に数値を使わずざっくり予測した時ほどではないですが。)
1日10万人なら、100万人あたり800人オーダー。この数字は、モンゴルでも超えたことがある数字でから、起こらないという保証は全くないですね。
何とか1日でも早くこの傾向がかわって傾きが鈍化し、減少傾向に転じて欲しい。