オミクロン株感染の検査・感染状況の県別比較
資料として、47都道府県の検査数と感染者数、陽性率について、改めてグラフ化してみました。今回は各県2つグラフを示しています。いずれも2022年1月からのデータです。すべて人口10万人あたり、7日間にしてあります。ソースは東洋経済のページと人口情報。
左のグラフは、4検査数(青折れ線)と感染線者数(棒グラフ緑)がわかるようになっています。7都道府県全部の縦軸を同じ値で固定していますので、左のグラフを比べることで、人口あたりの検査数が多い県、少ない県がわかります。
右のグラフは、検査数を除いて左と同じ、そして縦軸を自動スケールにしました。(感染者数が少ない所も見やすくするのが目的)
両方のグラフの折れ線(点線赤)は右軸で、陽性率を示しています。
1 北海道
2 青森県
3 岩手県
4 宮城県
5 秋田県
6 山形県
7 福島県
8 茨城県
9 栃木県
10 群馬県
11 埼玉県
12 千葉県
13 東京都
14 神奈川県
15 新潟県
16 富山県
17 石川県
18 福井県
19 山梨県
20 長野県
21 岐阜県
22 静岡県
23 愛知県
24 三重県
25 滋賀県
26 京都府
27 大阪府
28 兵庫県
29 奈良県
30 和歌山県
31 鳥取県
32 島根県
33 岡山県
34 広島県
35 山口県
36 徳島県
37 香川県
38 愛媛県
39 高知県
40 福岡県
41 佐賀県
42 長崎県
43 熊本県
44 大分県
45 宮崎県
46 鹿児島県
47 沖縄県
例えば検査件数が感染者数が多い東京、大阪で多いのは当然として、感染者数が比較的少なくても多いのが鳥取県であり、福井、山口なども多いことがわかります。逆に非常に少ないのは秋田です。
陽性率は点線赤で示していますが、検査数と陽性者数の差が少ない所が陽性率が高くなります。東京、秋田が典型的。一方、検査数と陽性者数が大きく離れているのは鳥取県。陽性率は小さくなります。
その他、オミクロン株が広がる前、どの位の検査体制を継続していたか、その後どのように検査件数が推移して来たのかを確認すると、いろいろ読み取れると思います。
(茨城県と神奈川県は、検査数のデータがないので参考まで。)