感染状況・実行再生産数の県別比較(2022/10/16)
第8波が始まりつつあるのではないのか。そんな懸念を耳にするようになりました。そこで久しぶりに県別データを確認してみることにしました。いつものとおり、元は東洋経済の情報ですが、検査数の情報が消えていました。このため今回は、陽性者数の推移のみをグラフ化しています。
実行再生産数は、山梨(1.06)、北海道(1.04)、福島、山形など、全部で10道県ですでに1を超えました。1.00以下の都府県でも、10月第1週から増加に転じています。
全数把握をやめたことで、データがかなり乱れたように見えます。しかし実行再生産数が増加に転じたのはその10日後で、上がり続けている傾向なので、データの乱れだけでは説明がつかないでしょう。つまり、そろそろほとんどの県で増加に転じるという状況なのでしょう。
以下は、日本の陽性確認者数。左はパンデミック当初から、対数軸に2021年までのピーク一にオレンジの補助線を入れたもの。右は2022年1月以降。
今、比較的落ち着いているように見えても、実は2021年までのピークと同程度の陽性者数がいるということがわかります。
以下、県別グラフです。
1 北海道
2 青森県
3 岩手県
4 宮城県
5 秋田県
6 山形県
7 福島県
8 茨城県
9 栃木県
10 群馬県
11 埼玉県
12 千葉県
13 東京都
14 神奈川県
15 新潟県
16 富山県
17 石川県
18 福井県
19 山梨県
20 長野県
21 岐阜県
22 静岡県
23 愛知県
24 三重県
25 滋賀県
26 京都府
27 大阪府
28 兵庫県
29 奈良県
30 和歌山県
31 鳥取県
32 島根県
33 岡山県
34 広島県
35 山口県
36 徳島県
37 香川県
38 愛媛県
39 高知県
40 福岡県
41 佐賀県
42 長崎県
43 熊本県
44 大分県
45 宮崎県
46 鹿児島県
47 沖縄県
ソースは、東洋経済のページです。