検索エンジンと情報統制
浜崎あゆみがアナフィラキシーショック、というニュースを見て感じた違和感について書いてみます。
アナフィラキシーは、確かにいろいろな原因で起きます。しかし今ならそのアナフィラキシーが新型コロナワクチンに関係するのかが、気になります。だからワクチンは接種済みなのか、いつ接種したのか、などを調べてみたくなりますね。違うなら、別の可能性を探ればいい。それでまずGoogleを使って検索した結果がこれです。キーワードは「浜崎あゆみ ワクチン」
安定してきたらしいことは良かったです。でもこの検索結果には相当違和感を持ちました。新型コロナのワクチン接種はしていたのだろうか?ん?という感じです。検索結果をみても、あまり新型コロナのワクチンに触れているものがない。大手メディアの記事が見つからないことも驚きました。
それで、「もしかして、まだググってる?」というnoteの記事(キツネザルさん)を見てから時々併用して使っているDuckDuckGoを思い出し、同じキーワードで検索してみました。Google検索とほぼ同時、時間差は1秒程度だと思います。結果はこちら。
やっぱり最近ワクチン接種をしていたらしい。1回目が10月6日らしい。ならば2回目は10月後半か11月初めに終わっているはずだ。ファイザーなら10月末(27日頃)、モデルナならば11月になってから(3日頃)だろう。11月4日に骨折、6日に倒れているのは、新型コロナワクチンの影響だったのではないか??わからないが、可能性は否定できないのでは?
勿論、本当の所はわかりません。しかし、検索エンジンでこれだけわかること違う、ということは確かです。検索結果は、何らかの評価値を積み上げたもののはず。それが特定のエンジンで、同様の傾向に偏るということは、そこに何かの意図があり、結果にバイアスがかかっていることを示していると思います。
そして「10代20代男性の心筋炎はやはり怖い」の中で書いたように、少なくとも40代女性の心筋炎のリスクは、ファイザーよりもモデルナを接種した方が高いことがわかっています。
(下記グラフでは、10代、70代以上はデータなし)
未知のものを恐れるのは、人間として当たり前。
正体がわかってから、警戒を緩めればいい。
実態を知るには、忖度ないデータの開示が必要。
つまり忖度がない、信頼できる情報が開示されている、と誰でも感じられる状態が、一番の安心につながると思うのです。
情報を開示するとパニックを起こすから情報統制が必要だ、という役人が考え始めたのは、昭和40年代のオイルショックの時だったと聞きました。パニックでトイレットペーパーの買い占めが起きた。これを反省しての結果が、(情報を隠してでも)パニックを起こさせない政策だったとか。
福島原発の爆発の時に、それが顕著でした。3号機の爆発詳細を開示しないまま、今でも水素爆発と言い張るなどがその例です(大規模で黒い噴煙は、核爆発だった可能性が高い?)。
そして今、新型コロナウイルス関係で同じことが起きている可能性を否定することはできないと思います。
信頼できる情報が開示されていること。これが基本です。
「民衆はバカで開示された情報を正しく理解できないから、開示しない」、などとの言い訳が通じない社会を実現したいと願っています。