グ。ーグラスの短距離適性について
皆さんこんにちは。
田中ワンダーです🙋
「公式」という名の「神」が作ったウマ娘プリティーダービーという世界。
とても素晴らしい世界です。
私も毎日その世界を楽しんでいます。
そんな素晴らしい世界に異を唱えたりしようものなら、「異端者」として世間から白い目で見られる事でしょう。
時代が時代ならノヴァクさんに捕らえられて拷問されたり処刑されてしまいます。
しかし、今の時代のこの日本国ではそんな事は起こり得ません。
「公式に異を唱えるなんてめんどくせえ奴だな」
と思われたり、ミュートされたり、ブロックされるくらいでしょう。
私はそうゆう迫害を受けてもバデーニさんのように自分に正直に生きたいので、私はこれから異端者になり
「グラスちゃんの短距離適性について」
を改めてここに書き記します。
Twitterで散々呟いていますが、何度でも主張します。
何度で~も
何度で~も叫ぶこの暗~い
よ
る~の怪獣になって~も
ここに残しておきたいんだ~よ
この秘密を~
[捕捉]
私はこの件について、全く怒りも無いし不快にも感じていません。
この件に限らず、「不快か否か」と「物申すか否か」は切り分けて考えているつもりです。
※でもチャンミとかの短距離育成の時に「くそ、また短距離A付かなかった😣せめて因子で初期Aに出来るくらいにしてくれよ😡」とか思ったりしますがw
さて、ようやく本題です。
まず私は
「グラスちゃんの短距離Gはどの視点で考えてもあり得ない」
と考えています。
と
物事はそれを見る視点によって結論が変わってきたりしますし、「同意はしないがその意見も解らなくはない」というケースも多々あります。
しかし、グラスちゃんの短距離Gだけは違います。
強いて言うなら
「元の馬と適性を合わせる気なんか実はない。気分。」みたいな、整合性をそもそも考えていないケースと
「単純なミス」
くらいでしょうが、それらは一端度外視します。
特に前者は、競馬にリスペクトがあるはずの公式ならば無いのではと信じています。
とにもかくにも、元の馬の適性を反映させるようという意志があるなら
グラスワンダーの短距離適性Gは、どの視点で考えてもあり得ません。
その理由はざっくり羅列すると以下の通りです。
・短距離は1400mしか走っていないが、その距離でめちゃくちゃ強かった
・グラスの全盛期、当時の1400mで国内最強クラスだったのはまず間違いない
・そもそも1400mで全ウマ娘の中でも最強クラスでは?
・2000mしか走ってないのに中距離A、2500mしか走っていないのに長距離Aなウマ娘が結構いる
・長距離未出走なのに、適性CやBのウマ娘もいる
・1400mで強かった馬が1200mで著しくパフォーマンスが落ちるのか?
・因子で初期値がオールAに出来るウマ娘もいる
・ステイヤーと言われているライスシャワーやメジロブライトがEやF
・短距離適性がある程度下がるのは納得だが最低のGはあり得ない
では、ヒトツずつ細かく解説していきます。
ヒトツと言ってもモーリス産駒の元競争馬の事ではありませんので御注意願います。
■短距離は1400mしか走っていないが、その距離でめちゃくちゃ強かった
グラスワンダーの短距離戦績は全て1400mですが4戦3勝。うちGⅡを2勝。
さらに深掘りすると
アイビーS
→単勝1.4倍に応えノーステッキで5馬身差の圧勝
京成杯3歳S(GⅡ)
→単勝1.1倍に応えノーステッキで6馬身差の圧勝
京王杯スプリングC(GⅡ)
→有馬記念以来ぶりのレースかつ、他の馬より重い斤量を背負い単勝2.1倍の一番人気に応え勝利
京王杯スプリングG(GⅡ)
→ここは9着と大敗。しかし前走の日経賞も同じく掲示板外で、レース前から不調が報道されていた状態。距離云々の話ではない可能性は限りなく高い。
という、スランプの1戦以外は圧倒的と言っていい内容でした。
着差がつきにくい短距離のレースで、5馬身差と6馬身差の勝利を経験しているのです。
他に史実で重賞を6馬身以上で勝ってるウマ娘、どれだけいるでしょうか?
そして、それらの距離の適性はどうなっているでしょうか?
■グラスの全盛期、当時の1400mで国内最強クラスだったのはまず間違いない
グラスが1400mを勝った1997年は世代最強、1999年は国内最強候補と言える活躍だったのではないじょうか?
97年はノーステッキで5馬身以上を連発してたので説明不要、99年は後の春秋マイル王に斤量差2キロで勝っており、最強クラスである事はまず間違いないはずです。
むしろ「最強」と言っても差し支えないレベルかと。
少なくとも1400mでG1が開催されたら、当時のどんなメンバーが揃ってもグラスが一番人気だったのではないでしょうか?
※勝敗は展開等もあり予想が難しいですが、少なくとも世間の認識という意味で「人気」を指標にしています。
※時期とコースによってはエアジハードかも。
そんな馬が最低の「G」だなんて解せません。
■そもそも1400mで全ウマ娘の中でも最強クラスでは?
・勝率:75%
・GⅡを2勝
・勝ったレースの最大着差:6馬身
・勝ったレースの平均着差:4馬身弱
・最低単勝オッズ:1.1倍
・平均単勝支持率:1.75倍(全て1番人気)
これだけで当然断言は出来ませんが、他のウマ娘と比べても最強クラスにいるのでは?と言えるレベルの活躍かと思います。
■2000mまででしか勝っていない、走っていないのに中距離A、2500mしか走っていないのに長距離Aなウマ娘が結構いる
「1400mしか出ていないからしょうがない」的な意見をいただいた事がありますが、これらのウマ娘が普通に存在する時点でその理論は成り立たないのではないでしょうか?
「1200mと1400mは別物」という意見もいただきましたが、2000mと2400m、さらに言うと2500mと3200mはもっと別物です。
その理論も成り立たたないと思います。
※そもそも「なら1400mをマイルにしてよ」なのですが・・・
■長距離未出走なのに、適性CやBのウマ娘もいる
さらに「1400mしか出てないからしょうがない」について、長距離未出走にも関わらず適性がCやBの馬がいます。
マルゼンスキーに至っては史実で1800mまでしか走っていないにも関わらず、中距離B、長距離Cです。
出ようとはしていましたし、出てても勝負になったという声も大きいので解るのですが、ならば少なくとも1400mで強かったグラスの短距離適性はもっと高くランク付けするべきなのではないでしょうか?
捕捉ですが、「出ようとしていた」「出たら勝負になっていただろう」で適性を上げるなら、2年連続でフェブラリーSとドバイワールドCに出ようとしていたもののアクシデントで断念したダイワスカーレットのダート適性ももっと上でもいいのかなとも思います。
■1400mで強かった馬が1200mで著しくパフォーマンスが落ちるのか?
そもそもグラスワンダーは1200mでは全く通用しないのでしょうか?
1400mのオープンやG2をノーステッキで5馬身以上で連続して勝っております。
また、1400mや1600mですがスローペースなら当時の馬場ではトップクラスの上がりを出し、ハイペースならレコードで勝てる馬です。
スピード不足で1200mで大敗する可能性が高いとは思えません。
さらに、短距離初挑戦だったスプリンターズSでのキングヘイローが何番人気だったかご存じでしょうか?そう、4番人気です。
キングで4番人気なのを考えるとグラスだったらさらに上の人気、というか1番人気か2番人気だったでしょう。
※世間的にはそれくらい期待値が高いという意味
さらに、1400m~2500mでキングヘイローに5戦して全勝しているグラスが、1200mになった途端に大敗すると思いますか?
負けるかもしれませんが、キングの適性Aとグラスの適性Gほど差が着くとは思えません。
上で述べたように期待値で適性をBやCに出来るのならば、これらの要素により1200mの適性であってもグラスならばもっと上なのではないでしょうか?
余談ですが、大半のジョッキーゲームではグラスの距離適性が1400m~2500mあたりなのですが、200m外れるくらいなら勝負になるので、グラスでよくスプリンターズSを勝ってたりしました。
■因子で初期値がオールAに出来るウマ娘もいる
「ゲームバランスがあるからしょうがない」という意見もいただきましたが、距離の初期値をオールAに出来るウマ娘がいる時点でその理論は成り立たないと思います。
例を挙げると、
マルゼンスキー
芝A ダD 短B マA 中B 長C
キングヘイロー
芝A ダG 短A マB 中B 長C
オグリキャップ
芝A ダB 短E マA 中A 長B
あたりです。
※上でも述べたようにマルゼンスキーは1800mまでしか走っていないのですよ?
■ステイヤーと言われるライスシャワーやメジロブライトがEやF
ライスシャワーは
1000mの新馬戦で勝利
1200mの函館3歳Sで11着
の短距離戦績でグラスより2段階上のEです。
「短距離全体での戦績はグラスのほうが全然上」「グラスが同じレースに出たとしてもライスより下の着順になるのは考えにくい」双方の観点であり得ません。
さらにライスに関しては、グラスが短距離Gに対してマイルCというのも謎です。
※芙蓉S1着、スプリングS4着のみ
メジロブライトは
当時1400mだったデイリー杯3歳Sで2着
の1戦のみでFです。
1400mのGⅡで2着が一回だけのブライトよりも、1400mのオープンとGⅡで5馬身→6馬身で勝ってるグラスが下なのはどう考えてもおかしいのではないでしょうか?
念のためですが、この2頭の短距離戦績をディスってるわけではありません。
グラスの適性ももっと上なはずでは?という主張をしたいだけです。
さらに、ライスやブライトはステイヤーと言われている馬ですが、彼等のほうがグラスワンダーより1400mで強いなんて競馬ゲームは過去にありません。
ていうか驚愕です。
ライスとグラスのどちらにも乗っていた的場騎手に
「やっぱり1000mや1200mではグラスよりライスのほうが適性が高かったのですか?」
と聞いたら何と答えるのか見てみたいものです。
■短距離適性がある程度下がるのは納得だが最低のGはあり得ない
大切な事なので何度でも言います。
ある程度短距離適性が下がるのは納得です。
しかし、最低の「G」はやりすぎでは?
ステイヤーと言われるライスやブライトより下の「G」はやりすぎでは?
単勝1倍台かつノーステッキで5馬身、6馬身で勝っている距離で「G」はやりすぎでは?
個人的には低く見積もってもEかDですかね、ゲームバランスを考えて・・・
最後に、その他にあった意見に対する見解も述べていきます
・星2だからしょうがない
→オールAに出来るキングヘイローは星1
→星3の新衣装でも変わらず
・初期実装のウマ娘だからしょうがない
→最近出た新衣装でも上方修正無かったじゃないですかぁ😭
※他に上方修正があったウマ娘がいたのにも関わらず
・2歳戦(当時の3歳)の1400mは1600mのようなもの
→そんなトリッキーな裏設定を設ける理由が謎
→ならば2歳戦の1400mはマイル扱いにすべき
→ブライトの1400m実績も3歳時
・短距離のG1に出ていないからしょうがない
→1400mで国内最強クラスなのは明白だが、それにも関わらず最低ランクにするのは謎
→ライス、スペ、ウンスのマイルCなど、G1未出走でももっと高い例はいくらでもある
・短距離Gはランクではなくグラスの頭文字の「G」
→深くはツッコミませんが、その心意気は認めます!
あたりでしょうか?
公式は言います
「元の競走馬のイメージを損ねるような表現は控えてくれ」
と。
しかしグラスワンダーの短距離適性Gにも同じ事が言える、という解釈をされてもおかしくないと思います。
魔改造でもしないと圧勝した1400mのレースに出ても大敗するのですから・・・
※ファンとして正直ちょっと悲しいです
そして、公式だからといって人が作るもの、完璧ではありません。
この世界は好都合に未完成、
だから知りたいんだ。
そして、人は間違いを犯すものですが、大切なのはそれを認め修正していく事だと思います。
いつかウマ娘のグラスワンダーの短距離適性に上方修正が入るか、1400mがマイルカテゴリーになる日を楽しみに待っていようと思います。