トヨタの仕事術

凡人が秀才のアウトプットを目指す

全体像を纏めてから、アウトプットしていこうと思ってましたが中々時間がかかりそうなので、速攻性が高いtipsから紹介していこうと思います。

題名に書きましたが、凡人が秀才のアウトプットを出す為の取り組みとなります。凡人と秀才の定義については別途書いていきたいと思います。

まず最初に紹介したいのは、自工程完結(JKK)という考え方からです。JKKとは一言でいうと【自分の仕事に自らが責任をもって一定品質のアウトプットを出し続けるという事】です。

この記事を見て頂いている方はホワイトカラーの方が多そうなので、営業さんの例でみてみましょう。

営業A君の役割=販売管理 と定義しましょう。

業務プロセスは下記の通りです。

A君の業務プロセス

:①引合→②見積→③受注→④納品→⑤売上→⑥請求→⑦入金

例えば、①の引合を受ける際には、「その引合を受けてサービス・モノを提供出来るか?」「受けてもよい顧客なのか?」等色々な判断が出てきます。この判断基準ももっているかどうかが、A君が一人で①引合→②見積の作業へ移行できるかどうかのポイントですが、彼が新人だった場合、先輩社員や上司にヒアリングする事でしょう。

この「判断基準」を明確化する事でA君一人で判断可能にする事が自工程完結なのです。

一定の品質のサービス・モノを顧客に届ける為には必要な仕組みです。

判断基準を明確化する方法は沢山ありますが、この考え方で自分のマネジメントも大分楽になりました。

題名に戻りますが、新人=凡人なわけではないですが、特定の工程では習熟度が低く凡人に相当すると上記の判断基準=意思決定基準を設けるだけで、アウトプットが熟練者(秀才)と一緒になるのです。

図を用いて説明したいので、頑張って作ってみます。

つづく。

※ 2019/10/19(土)画像追加