SUPERSTARの違いについて(量販店と専門店)

画像1 街で見かけるほとんどが左のタイプで靴量販店で展示販売している廉価モデル、右は公式ショップや専門店で扱っているモデル。側面の見た目の違いは後者のミッドソールとシェルトゥがベージュになってる程度なのに値段がけっこう割増し。そして私が購入するのはもっぱら右のタイプ。けっして見栄を張っているわけではなくて差額に値する圧倒的な違いがあるから。
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画像4 上の3枚が量販店向けモデル。靴ヒモは木綿素材で真っ白、シュータン(ベロ)の表面は合皮で、スポンジが入っているのでぼってりした印象、イメージにそぐわないゴールドロゴ(金ベロ)、ライナー(履き込み部分の内張り)がメッシュ素材、シェルトゥ(つま先カバー)のゴミが溜まりやすそうな模様、合皮に見えかねないツルッとしたアッパー皮革・・。(所有している人には申し訳ない)
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画像7 そして専門店(オリジナルス)モデル。靴ヒモは80年代に採用されていたオフホワイトのポリエステルタイプを復刻、シュータンは表と裏に本皮を貼り合わせて薄型に、ロゴはモノクロでシックな雰囲気、ライナーにはしっかりスポンジを詰めた薄皮を縫合、シェルトゥの模様は復刻版の有機的なデザインを踏襲、シボが残された質感の高いアッパー皮革。なおミッドソールとシェルトゥがベージュなのはSUPERSTARが大半のNBAプレイヤーに愛用された往年のモデルのそれを再現しているから。全体から漂うレトロ感こそが魅力のモデルなのである。
画像8 ただしけっして量販店モデルがダメだと言っているわけではない。どこにでもある靴量販店で現物を試し履きしてから購入できるのは大きなアドバンテージだと思うし、大多数の人がこれを購入して満足しているのだから良いではないか。足の甲と接する部分にはクッションが設けられていて柔らかいし、くるぶし部分にはメッシュ素材を採用して吸汗が図られている。だから履きやすいのはむしろ廉価版のほうだったりする。私のこだわりなどたかが嗜好品集めでしかなく、他人からすると愚かな趣味なのかも知れない。

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