発売されたばかりの国産ワンスター(CONVERCE)

画像1 【ONE STAR J EB LEATHER】購入サイズ:27.0cm 定価:¥26,400 ( 税込 ) 発売日:2021年3月19日  国産ワンスターの素材アレンジモデル。 シボのある柔らかな風合いが特徴の上質な国産レザーをアッパーに使用したワンスター。 シューレースやサイドのワンスターをアッパーと同色のホワイトとブラックで統一し、ソールをクラシックな印象の生成りカラーで仕上げたアイテム。インソールに赤字で印されたコンバースロゴは日本の国旗をイメージ。 素材の風合いが引き立つ、シンプルで端正な一足。
画像2 コンバースと聞いてほとんどの貴兄が思い浮かべるのはキャンバス地のあれ、つまりオールスターのチャックテイラーモデルのはず。 実は他にもジャックパーセルやシェブロンスター、あるいはワンスターなどいくつかの種類がある。 私が所有しているのはジャックパーセルの限定モデルだったトリコライン、それとワンスターの国産モデル(ABCマート40周年)である。 そしてつい数日前に購入したのがこれ。 SUPERSTAR 80s RECONとの比較写真を載せるが、シューホールが内側に寄っているのが一目で分かる。
画像3 対してONE STARは真ん中にあり、どちらがどうということはないが前者のほうがトレーニングシューズっぽくてカッコいいと思う。 それとミッドソールの厚み比較、かかとが厚くて前方が薄くなっているのがSUPERSTAR、分厚くて前から後ろまで均一なのがONE STARだが、後者はヴァルカナイズ製法でアッパー下部を包んでいるので余計に分厚く見える。 あとONE STARのほうが全長が短い。サイズが1cm小さいから当たり前なのだが、実は短いONE STARのほうがゆったりした履き心地である。
画像4 特に私のようなアジア人の典型のような甲高なら、STANSMITHやSUPERSTARよりも1cm小さめを選択しないとガバガバになってしまうので注意。 さて、写真はアッパーを側面から撮ったもの。 これこそがONE STARの象徴であるが、星がついてればすべてが国産というわけではない。
画像5 一方のこれがSUPERSTARのスリーストライプス。もちろんストライプも本皮が縫い付けられていて、RECONグレードだけあってそれなりに丁寧なしつらえだ。
画像6 アッパーの前寄り部分。 ここまで近付くと皮革のシボ感の違いがはっきり分かるが、非常に柔らかい高級皮革である。 なお、つや消しの表皮を使っているのはONE STARでは珍しい。(光沢のあるものやスエードはあるのだが)
画像7 そしてこれがSUPERTARの画像。 RECONバーションだけあって上質素材が採用されている。シボ感がありながら適度な光沢もあってしなやかな皮革である。 あいにく中華製なので縫製についてはどうしても見劣りしてしまうのが残念。
画像8 ヒール部分だが、このステッチは日本人熟練工が下書きなしにミシンを走らせたもの。
画像9 外観上で日本製と分かる唯一の表記、あとはインソールとアッパーの内側にmade in japanの表記がある。 個体差や手抜きがないので安心できる。
画像10 SUPERSTAR。 三つ葉のトレフォイルロゴがなくて低いヒールが70年代モデル復刻なのだが私好みである。 しかし80sなのに70年代とはいかに。
画像11 前方から外側にかけて(ONE STAR J EB Leather)。 ツヤ感はまったくない。
画像12 これも同じONE STAR Jだが光沢タイプ。 いわゆるグラスレザーと言われる仕上げであるが、これはこれで品の良いツヤ感。
画像13 SUPERSTAR。 ビンテージカラーのシェルトゥとミッドソールが靴量販店モデルとの大きな違い。
画像14 シュータン裏側は生成りのコットン貼り(ONE STAR J)
画像15 こちらは総革貼りになっているSUPERSTARで、ここまでちゃんとした裏貼りはRICONだからこそ。
画像16 ライナー(履き込み部分)からインソールにかけて。 ライナー部分の皮革の巻き込みが芸術的。アッパー裏面は革ではなくコットン。
画像17 RECONの総裏貼りはすべて皮革である。

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