超絶お薦めのレトロ調スーパースター(adidas) 2 霞ケ丘 2020年12月28日 00:11 『SUPERSTAR』所有サイズ:28.0cm 価格:15,400円(税込) 型番:FV2832 発売日:2020年09月01日 コルク使いの中敷とミニマルなデザインで端々に日本の職人技を魅せている。 adidasの定番スニーカーはいずれもレトロ感が特徴、つまりクラシックモデルの雰囲気をどこまで再現できているかということ。そういう意味でこれは復刻版でこそないものの独特の表現が施されている。復刻モデルの80sにするかどうか悩んだが公式ショップで実物を手にした瞬間に即断した。 あまりにも気に入ったので反転色のホワイトも値下がりを待って購入予定だが、このモデルはブラックのほうが断然しっくりくる。 なのにどうして今でもホワイトはほとんどが定価(強気)で販売されているのだろう。 もちろんファッション的にはホワイトスニーカーのほうが合わせやすいだろうし、王道=ホワイトという先入観は解らなくはないが、実際に現物を見て判断すべきだと思うのだが。 【所有品の画像】このざっくりしたシボ感のある皮革、見た目には硬そうだが実際にはとっても柔らかい。まるでRECONで使われているプレミアムレザーのように足にしっくり馴染む。 【所有品の画像】生産国はベトナム、中華製よりも縫製が丁寧なので安心。シュータン素材も非常にしなやかな皮革を採用。 【所有品の画像】左がヒモ変更後、右は標準の白い平ヒモ(黒ヒモも付属) 【所有品の画像】私は編み目がざっくりした太い丸ヒモが好みなので購入直後に付け替えるようにしている。ヒモの色はアッパーの色に合わせるという定石どおりに。やっぱこのほうが断然カッコいいと自己満足しているがいかに。 【所有品の画像】実はこのモデルの凄さはこのアウトソールにある。わざわざ色をムラにしてレトロ感を演出、そして底から数ミリ上に小さな段差がある。SUPERSTARがフランス製だった80年代当時のものを忠実に復刻した。作り手のこういうこだわりが私は大好きだ。 【所有品の画像】というわけで反転色を追加購入。品番はFV2831である。量販店モデルとの違いはシュータンのロゴにもあり、こっちは着色だけではなくプレスも行っているので立体感がある。それと靴ヒモで強く擦れる部分なのだが、今まで色が剥がれたことがないのは何げにすごい。なお、同じモデルでもカラーによって皮質が異なり、このモデルも高質でしなやかなブラックと比べてホワイトは標準的なものだ。もしやと思って期待していただけに残念。店頭でちゃんと確認しておけばよかった。 【所有品の画像】インソールの表面にはコルクを貼ってあり、いかにも吸湿性が高く快適だ。 【所有品の画像】側面の質感。3本線はビニールや合皮ではなくちゃんと本革だ。もちろんそれぞれシボ感が違っていて、そういう些細なことも所有欲を満たしてくれるファクターである。ちなみに私が購入を悩んだ最新版の80sはこれがフェルト素材になっている。それはそれで徐々に退色することでいい感じになるのだが・・う〜ん、甲乙つけがたい。 【所有品の画像】いつの時代もSUPERSTARといえばこの『シェルトゥ』が特徴。本来はバッシュ(バスケットボール用シューズ)なのだが、プレイ中にディフェンダーに踏まれた際の痛みを和らげるために分厚いゴムで覆うというアイデア。私もバスケ部の経験があるが、たしかにあれは痛い。 【所有品の画像】ブラックの時にも書いたが、ミッドソールはわざと色ムラを表現した着色になっている。レトロ感を演出するための工夫なのだが、知らない人が見たら不良品に見えるかも。さらに同じ有機質っぽいテクスチャーでもモデルによって柄を変えていることも知っておきたい。 【所有品の画像】たとえばこういうこと、右は一世代前の80s。 【所有品の画像】縫い子の技術が試される部分だが及第点の仕上がりで一安心。開梱して受け入れ検品するとき一番最初に確認するポイント。縫製がパーツからはみ出しているなど劣悪な場合はショップに交換を申し入れたこともある。それにしても生産国がベトナムと書かれているだけで安心する。 【所有品の画像】ちなみにこれがダメな縫製の例、上部パーツがずれた状態で縫い付けられ、そのまま海を越えて私の手元に届いていることが悔しい。adidasスニーカーの生産国は主に3ヵ国で、個人的な経験ではベトナム>インドネシア = 中国のレベルだと感じている。ちなみにこの写真はインドネシア製。職人個々の技術というよりも「これでいいや」と出荷検品を通過させてしまう怠慢気質の問題だろう。 余談だがRECONグレードを中国で生産しているのが解せない。仕事は雑だし勝手に横流しはするし、挙句には模倣して偽物つくるし。 #スニーカー #adidas #sneaker #SUPERSTAR 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート